2024年2月15日 以前からおばあちゃんの仏壇を見ていた会社の同僚からお父様の仏壇を頼まれました。 今回は市販品を参考に少し凝った作りにしました。 引出しは棚板と一体にして一緒に引き出す作りです。 久しぶりの木工。たっぷり楽しみますよ! 全体図。クリックで大きくなります。 | |
本体から作り始めます。 三面図。クリックで大きくなります。 | |
木取り図。クリックで大きくなります。 完成を急いでいないとの事なので焦らず、安全・確実な作業を心掛けます。 | |
2024年2月24日 数日前は春の陽気で記録的な温かさでしたが、一転昨日は40cmを超える大雪。 工房を雪から掘り出して荒木取りをしました。 | |
大量に切り出しました。 | |
今回はひと工夫して材の木口に通し番号を書いてみました。 スムーズに板矧ぎが出来そうです。 | |
2024年3月3日 今日はひな祭り。おぢさんには無縁の世界ですね。木工に励みましょう(笑)。 木作りします。 先ずは手押しで基準面を出します。 | |
木端の矩を出します。 | |
自動カンナで厚み決め。 イン側でほんの少し鼻落ちが出ます。端を持ち上げ気味にして自動に通すとかなり目立たなくなりました。 | |
2024年3月8日 3月に入り日差しが強くなり、天気のいい日の昼間はポカポカ。今日は晴天。木工日和です。 板矧ぎをします。 当て板をして尚且つ目違いが出ない様に丁寧に。 | |
こちらは2枚重ねて接着。クランプでグイグイ締めます。 | |
ポニークランプ総動員です。 | |
2024年3月16日 地味な作業が続きます。 扉の材を板矧ぎします。 材をバンドソーで幅半分に切断。 | |
切断した面を手押しで矩出し。 | |
1枚半の幅で板矧ぎしました。 | |
扉4枚分です。 | |
2024年3月17日 扉の材を自動カンナにかけて目違い払いをしました。 | |
オービタルサンダーでサンディング。 自動カンナにかからない幅の材はオービタルサンダーで目違いを目立たなくします。 #120、#180と番手を上げて磨きました。 | |
2024年3月21日 今日は本木取りをします。 左右を直角切り治具で切断し、仕上がり寸法にします。 | |
幅の寸法も決めます。 後から手押しでワンカットするので、1mmぐらい大きめに木取りしました。 | |
最後に丸ノコでカットした部分を手押しをかけてきれいにします。 | |
本木取り終了。 地味な作業はようやく終了。次回から楽しいホゾ、ホゾ穴加工に移れます。 | |
2024年3月23日 ホゾ加工の前に節穴埋めの作業がありました。今日も地味な作業です(笑)。 節穴をタモのオガクズと瞬間接着剤で埋めます。オガクズを少な目にして何度かやるのがコツです。 瞬間接着剤は低粘度がお勧めですが、最近はなかなか見つけられませんね。以前は100均で買えたのですけど… | |
サンディングブロックで平らに削れば見違えるようになったでしょ! | |
2024年3月24日 いよいよ楽しいホゾ作りを始めます。 自作罫引きでヘリから10mmに罫書きます。 | |
10mm用ホゾ穴掘り治具でホゾ作り。 | |
ホゾの厚みは6mm。厚み測定治具でチェック。 気持ち緩いぐらいの厚みにします。 | |
肩口も10mmぐらい落としました。 | |
ホゾ完成。 | |
これだけ削りました。 | |
棚板の飾りを削る為のテンプレートを作ります。 CADで描いた図面をベニヤに貼り付け。 | |
直線部分は丸ノコでカット。 | |
カーブの部分はバンドソーで切断。 | |
細かい部分はサンドペーパーで仕上げました。 ホゾを作ったり、テンプレートを作ったり、形が出来てくる作業は楽しいですね。 | |
2024年3月30日 棚板の飾り部分を作ります。 テンプレートを当てて切断部分の墨線を入れ、墨線の2mmぐらい外側を切断します。 バンドソーを使い、直線部分はフェンスで切断。 | |
カーブの部分はフリーカット。 | |
テンプレートを当て、パターンビットで削ります。 | |
サンドペーパーで仕上げて完成。 | |
2024年4月1日 飾り部分の前を1.5mmRの丸面ビットで面取りします。 | |
側板の後ろに背板を入れる段欠きを作ります。 | |
12mm厚のベニヤが入る様にしました。 | |
側板に底板用のホゾ穴を掘ります。 | |
次は棚板用のホゾ穴。 6mm用の直線切り治具と十字型ストップ治具で。 | |
前、上部の桟を入れるホゾ穴を掘ります。 | |
仮組みしてみました。いいんでない! | |
ポニークランプで組み立て。 矩には気を付けました。 形が見えてくると楽しいですね! | |
2024年4月6日 前回で形が見えてきたので、今日は天板を加工します。 天板の左右にホゾ穴を掘ります。 位置決めは現物合わせで慎重に。 | |
仮に入れてみました。いい感じ。 | |
奥に天板用の切り欠きを作ります。 19mm用の直線切り治具と19mmのストレートビット、十字型ストップ治具で。 | |
角は鑿でさらいます。 | |
いいんでない! 今日はここまで。家に入れて水引きしました。 | |
2024年4月7日 天板をサンディング後、取り付けました。 | |
本体完成です。 |