小さい子供がお絵かきなどをする時に座れるように椅子を作ってみました。ホゾ組みで組んだので、がっちりと仕上がってます。
ここからは、作り方を書いてみました。
いつもどおり、手書きの図面です。
木取り、ホゾ加工と面取りが終りました。あとは組み立てるだけ。
左右を先に組み立てます。ボンドを入れて、クランプでしっかりと圧着。
横方向の材を組みつけてイスの形になりました。クランプの圧着部分の丸い形がつかないように薄い端材をはさんであります。
薄めたウレタンニスをウエスで塗ります。最初は裏から、見えるところは最後に塗ります。
塗装が乾いたら軽くサンドペーパーをかけます。#320ぐらいの細かいやつで。つるつるになります!
座面は板を並べて昔の小学校の椅子のような感じにします。板目の感じなどを考えてあらかじめ並べる順番を決めておきます。釘で留めるので釘の場所に印を付けます。ストッパー付き鋼尺を使うと便利です。
こんな感じです。
直接釘を打つと割れるので、下穴を開けます。釘よりちょっと細めのドリルで。釘の位置がばらばらだとかっこ悪いので、ドリルの先がずれないように慎重に開けます。
スペーサーをかませて、板の間隔がきれいに揃うようにして板を留めて行きます。今回は忘れましたが、板の左右もきれいに揃うように、端切れの板などを当ててストッパーにしてそこにあわせると完璧です。案の定、張り終わったら微妙に左右がずれてました・・・
一番奥の板は切欠いて収めます。現物あわせで墨付けします。奥行きも、もし余れば丸鋸で切って収めます。
ジグソーで墨線の少し内側を切ります。ヤスリで仕上げ、切り口には塗料を塗っておきます。
子供椅子完成!つるつるで美しい仕上がりです。