chokkaku01.jpg(12949 byte)2008年3月17日

今使っている丸ノコの直角切り治具は板幅400mmぐらいまで切れるように大きめなものです。板矧ぎした材を切るにはこれが使いやすいのですが、1×4や1×6材を切るにはちょっと大きすぎます。
1×6材までの材を切れる小さめの直角切り治具を作ります。

しっかりと直線の出た50mm幅ぐらいの12mm厚合板と150mm幅ぐらいの5.5mm厚シナベニヤを用意します。長さは250mmにしました。
chokkaku02.jpg(19425 byte)12mm合板を裏からシナベニヤにネジ留めして丸ノコでワンカット。
chokkaku03.jpg(17843 byte)直角に切る為のガイドを取付けます。ここの精度がポイント。まずはネジ1本だけ留めます。
chokkaku04.jpg(16035 byte)スコヤでしっかりと直角を出します。
しっかりと直角が出たらクランプで固定して端材を2枚切ってみます。
chokkaku05.jpg(15162 byte)基準面を下にして2枚合わせて見ます。
chokkaku06.jpg(15313 byte)切断面をピタリとくっつけた状態で下の鋼尺で2枚の板の基準面が直線になることを確認。これで治具の精度はバッチリ出ています。
chokkaku07.jpg(16114 byte)直角に切る為のガイドをしっかりとネジ留めしたら裏にサンドペーパーを貼ります。サンドペーパーを貼り付けると切断するときに滑らず、安全確実に作業が出来ます。超お勧めです!
サンドペーパーは手持ちの#120にしました。スプレーのりで貼り付け。普通のゴムのり系のボンドでもいいと思います。
chokkaku08.jpg(14087 byte)完成。
chokkaku09.jpg(20494 byte)こんな感じで使います。
軽くて滑らず、いい塩梅です。
chokkaku10.jpg(14169 byte)大と小、仲良く並んでます(^_^)
chokkaku11.jpg(24555 byte)2010年11月28日

2年半も活躍してくれた直角切り治具ですが、だいぶんヘタって来たのと、直角の精度がもうひとつ納得いかなくなって来たので、作り直す事にしました。

作り方はだいたい前回と同じ。今回工夫したポイントは1点のみ。
トリマーの45度のビットを使います。
chokkaku12.jpg(19271 byte)ちょっとわかりにくいですが、シャープペンで指している下の角を面取りしました。
chokkaku13.jpg(19183 byte)この写真で言えば茶色の合板の右側。影になっている部分の下側です。
これで丸ノコで削ったおがくずが詰まる事なくスムーズに切れるはずです。

治具の幅は1×6材よりちょっと幅広ぐらいにしました。
chokkaku14.jpg(18931 byte)丸ノコが乗る面に100均で売っている「すべりやすく棒」を軽く塗っておくと丸ノコの滑りが良くなっていい塩梅でした(^_^)