hikite01.jpg(16255 byte)2007年10月12日

引出しの前板に手を引っ掛けて引き出す形の引き手を作ります。

大小2種類の型を作り、習い加工します。この形が引き手の形になるので、自分の好きな形で。
hikite02.jpg(15906 byte)2枚の型を重ねてみました。周りは上下左右それぞれ6〜7mmぐらい差があります。ここが手を引っ掛ける所の寸法になります。
hikite03.jpg(18138 byte)飾り前板の裏、穴を開ける位置に十字に墨線を引いておきます。小さい方の型を当て、引き手の形を鉛筆で罫書きます。
穴位置の両側を12mmのドリルで穴あけ。
hikite04.jpg(46858 byte)ジグソーで切り抜きます。
hikite05.jpg(53096 byte)十字の墨線で位置合わせして、小さな型を裏から両面テープで貼り付けて習い加工。
ビットは12.7mmのフラッシュトリマービット。
hikite06.jpg(47061 byte)表から3mmRの丸面ビットで面取り。
hikite07.jpg(44547 byte)今回の主役はこれ。ベアリング付きのディッシュビット。
hikite08.jpg(45269 byte)大きな型を裏側から両面テープで貼り付けて、ディッシュビットで習い加工します。掘り込む深さは適当に。残った部分が手を引っ掛けるところになります。
hikite09.jpg(47799 byte)これで完成。
hikite10.jpg(40388 byte)上が表、下が裏から見たところ。
hikite11.jpg(41355 byte)引出しの前板に引き手の穴を開けた飾り前板をビス止めして完成。
hikite12.jpg(46649 byte)引出しを引き出すときはこんな感じ。
hikite13.jpg(38954 byte)これは以前の作品ですが、実際に取付けるとこんな感じになります。なかなかいい感じですね〜〜!
hikite14.jpg(9149 byte)2013年8月17日

四角形のテンプレートも作ってみました。

図面です。クリックで大きくなります。
hikite15.jpg(42126 byte)先ずは手押し、自動で厚みを揃えます。
幅20mmの材を間に挟んで両面テープで貼り付けます。
hikite16.jpg(42292 byte)同じ様に幅34mmの材を貼り付けたものも作ります。
hikite17.jpg(40801 byte)形を整えれば完成。
hikite18.jpg(38957 byte)サンプルを作ってみました。テンプレートの使い方は上の楕円型と同じです。
実際に使うときには使い方を忘れているので、サンプルにメモしてあります(汗)
hikite19.jpg(37694 byte)裏はこんな感じ。
hikite20.jpg(35223 byte)2013年8月18日

引出しの飾り前板に引き手加工をしたので作業のやり方をまとめますね。

飾り前板の裏に十字に墨付けします。この墨線がテンプレートの位置決めの基準になります。
hikite21.jpg(32373 byte)テンプレートを当て、穴を開ける場所を墨付け。ドリルで2カ所穴を開け、ジグソーで繰り抜きます。
hikite22.jpg(39509 byte)テンプレートを両面テープで貼り付けます。後から剥がせる様に両面テープは小さめに。
hikite23.jpg(43001 byte)12.7mmのフラッシュトリマービット登場。
hikite24.jpg(45481 byte)テンプレートにそって倣い加工します。
hikite25.jpg(38795 byte)綺麗に穴が空きました。
hikite26.jpg(40479 byte)表側を3mmRの丸面ビットで面取り。
hikite27.jpg(41056 byte)ベアリング付きのディッシュビット登場。
hikite28.jpg(42051 byte)大きい方のテンプレートを貼り付け。
hikite29.jpg(39438 byte)削りました。
削る深さは現物合わせで決めました。表側から実際に手を入れてみて引出しやすい厚さだけ引き手部分を残します。
今回は8mmぐらいでした。もう少し薄くても良かったです。
hikite30.jpg(38332 byte)完成。