jhason01.jpg(56474 byte)2018年10月18日

自動カンナを運転すると「ガガガ〜〜〜!」と大きな音がしています。
以前から音はしていたのですが、最近特に大きくなり、どこかに何かが接触しているような感じです。
原因追求すべく、自動カンナを分解しました。

上部と左右のカバーを外します。左右のカバーはちょっとシブいですが、トントンと上部のカバーを叩きながら上に引けば外れます。
jhason02.jpg(50698 byte)上の写真では右側、モーターでカッターヘッドを回している部分が原因の様です。
jhason03.jpg(43010 byte)カバーの上部が破損しています。

後から考えてわかったのですが、緩んだベルトがカバーにあたって破損したのだと思います。
jhason04.jpg(55139 byte)カッターヘッドの軸を固定しているナットが緩んでいました。これが原因なのか?
jhason05.jpg(57580 byte)カッターヘッドの軸の様子を見る為にベルトを外します。
このボルトを緩めればベルトのテンションを緩められます。
jhason06.jpg(41930 byte)ナットを外します。
jhason07.jpg(43652 byte)ベルト受けの部品を外した状態。
軸のカラ回り防止の出っ張りがちぎれ、軸もなめて凹んでいました。
jhason08.jpg(49064 byte)ちぎれた部分。
これが軸の回転で暴れて軸を凹ませたのでしょう。

通常ではここがちぎれる筈はないので、ナットが緩んだ状態で何度も使っているうちにちぎれたものと思われます。
jhason09.jpg(51981 byte)原因は取り除いたので、組み立てます。
まずはアウト側の黒いカバーを外し、ブレードロック機構を働かせます。
jhason10.jpg(48464 byte)ナットを締め付けます。ブレードロック機構が効いているのでしっかりと締められました。
ベルトのテンションは少し低めにし、カッターヘッドの軸に余分な力がかからない様にしました。

ここまで来るのに何度も失敗し、試行錯誤しながら一日かかりました。
これでしばらく使えればいいのですが・・・

それにしても、こんなところが緩むことなどあるものでしょうかね。やはり日本製が安心感がありますね。