2009年2月7日 額縁にカンザシ用の溝を掘る治具を作ります。 適当な合板に45度になるように直線の出た材を貼り付けます。材同士の直角は曲尺でしっかりと。これでもう完成! 下に敷く合板は12mm厚ぐらいの方がしっかりしていて良さそうです。 | |
治具を作業台のフェンスにクランプで固定。さらに額縁をクランプで固定します。 | |
溝を掘るのは丸ノコとトリマーが考えられるので両方やってみます。 先ずは丸ノコ。 直線切り治具を作業台に固定します。この時、位置決めは写真の様に鋼尺ストッパー付きの鋼尺を使うとしっかりと直線切り治具の平行が出せます。 直線切り治具の微妙な位置調整も鋼尺ストッパーをずらすと簡単に出来ます。 | |
こんな感じに固定されました。 | |
丸ノコの刃は2mm弱の幅しかないので、先ずはダンボールをスペーサーにして切り、次に普通に切ります。 次に額縁をひっくり返して同じ様に切ります。 | |
これで正確にセンターにカンザシ用の溝が掘れました。今回は5mm幅にしてみました。 | |
次はトリマーで。 ビットは3mmのエンドミル。 | |
丸ノコと同じ様に直線切り治具を固定して、表裏2回削ります。 | |
センターに溝が掘れました。これも同じく5mm幅。 丸ノコよりシャープに溝が掘れている様です。エンドミルなので、加工はスムーズ。材がむしれる様な事はありませんでした。 | |
チギリを入れ、ダボ切りノコではみ出た所をカット。サンディングブロックで仕上げました。 | |
さて、結果はいかに。 こちらは丸ノコ加工。チギリの左側がぼけた感じになっています。 | |
こちらがトリマー加工。角がきっちりと立っていてきれいな仕上がりです。 | |
カンザシのテストは終了。本番はトリマーでやる事にします。 本番の作業はこちらをご覧ください。 |