のほほんさんのHPRouter Magicを参考に、トリマーを使った丸棒削り治具を作りました。丸棒の固定にねじ込み式の鬼目ナットを使い、ハンドルでくるくる回しながら削れるようにしてみました。
直径15mmぐらいから55mmぐらいまで、長さは30cmぐらいまで作れるので、いろんなところで活躍してくれるでしょう。
ハンドル部分を作ります。5mmの鬼目ナットを真ん中に打ち込みます。外側の適当なところにハンドルとなるボルトを固定します。
真ん中に5mmのボルトをねじ込み、ナットで空回りしないようにします。
裏から見た様子。
丸棒の向こう側の受けは釘にしました。SPFに2mmの下穴を開けました。下の大きな穴は失敗作です。見なかった事にして下さい(^_^)
組み立てたところです。5mmボルトと受けの釘の下穴の位置はきっちりと揃えました。高さがずれていると両端で太さの違う丸棒ができてしまいます。
ハンドルはスムーズに回り、なおかつ回しても材が緩まない事が必要です。いろいろと試してみましたが、左からナット、スプリングワッシャー、ナット、スプリングワッシャー、材の順番がいちばんいい様です。
近くのホームセンターにはねじ込み式の鬼目ナットは5mmのものしかなく、5mmのボルトは今回使ったものがいちばん長いものです。もう少しボルトの長さがあればもっと確実に固定できるかもしれません。
今回の主役、ねじ込み式の鬼目ナット。
材の中心に8mmの下穴を開け、鬼目ナットを六角レンチでねじ込みます。反対側は中心にキリで印をつけておきます。
材を取付けたところ。はじめに鬼目ナットの方をねじ込み、あまり隙間ができないように右側の受けのSPFを固定します。最後に、右側に釘を差し込んで固定します。
手前側のトリマー受けも固定。
トリマーを左右に移動させて削っていきます。削ったら、少し回してまた左右に削るを繰り返します。回す方向はこの写真で手前方向です。向こうに回すと材が緩んでくる恐れがあります。
ほぼ丸くなったら、最後にハンドルをくるくる回しながらトリマーを少しづつずらしていくときれいになります。
端にはトリマーのストッパーを付けて、治具を削らないようにしました。
右側は材の長さによってストッパーの位置が変わるので、両面テープで固定。
削り終わりました。
削ったままだと少し表面が荒れています。治具につけたままくるくる回しながら紙やすりをかけるときれいになります。
あとは、集塵ホースを取付ける穴を開けたらいいな・・・と思っていますが、たぶんこのままになると思います(^_^)
ハンドルの軸がどうしても空回りするので、取付け方を変更しました。
まず、ボルトの長さを稼ぐ為、ハンドルのセンターに大き目の穴を開けてボルトの頭を埋め込みました(写真では陰になって見えません)。ボルトに左からワッシャー、治具の本体、ワッシャー、ダブルナット、スプリングワッシャー、ねじ込み式鬼目ナットの順に通しました。ちょうどいい具合に締めたら、ダブルナットでしっかりと固定すると緩んできません。快適です!