plugctr01.jpg(37468 byte)2017年12月21日

ヤニ壺や逆目掘れ、抜けた節穴などはドリルで掘って埋め木をすれば簡単にきれいに仕上がるのでは・・・と思い、プラグカッターを買ってみました。

16mmの大きな径のビットがあったのでアマゾンで購入
中国からの発送で、到着まで10日ぐらいかかりました。

左から6mm、10mm、13mm、16mm。
plugctr02.jpg(20065 byte)切り出してみました。
プラグの周りはちょっとボソボソ?

ドリルのスピードを早くしてもっと時間をかけて削れば良くなるのかもしれません。いろいろ試してみますね。
plugctr03.jpg(36461 byte)カッターの刃が破損することもなく、4本切り出せました。
plugctr04.jpg(35883 byte)10mmのビットで切り出したプラグ。
先は9.1mm。
plugctr05.jpg(33124 byte)根本は9.5mm。
若干テーパーが付いている様です。
plugctr06.jpg(37392 byte)最大径の16mmで切り出し。
先は15.2mm。
plugctr07.jpg(36296 byte)根本は15.7mm。
どちらも公称値より少し小さめですね。

9.5mmは3/8インチ、15.8mmは5/8インチ。どうもインチサイズの様です。
木栓に合うドリルを調達しなければなりませんね。
plugctr08.jpg(20045 byte)10mmのビットで切り出したプラグを10mmの穴に入れてみるとやはりちょっとゆるい。
plugctr09.jpg(17728 byte)9.5mmの穴でぴったりです。
plugctr10.jpg(17734 byte)飛び出した部分を鉋で削るときれいに仕上がりました。
ヤニ壺や逆目掘れの修復に使えそうですね。
plugctr11.jpg(30761 byte)2018年1月6日

きれいなプラグが作れないかちょっと試してみました。

プラグカッターのビットは最大の16mm。
ボール盤の回転数を2番目の速さの2170rpmにし、ゆっくりとビットを下げてみました。
plugctr12.jpg(29888 byte)周りのボソボソ感はなくなりましたが、SPFだと年輪の目でデコボコしますね。
plugctr13.jpg(23647 byte)ヤニ壺などを削って埋め木する事をイメージし、15mmのボアビットで深さ10mmぐらい掘りました。

ボアビットは安物なので、径の寸法はいい加減。実際は15.3mmぐらいの穴です。

埋め木の径は15.2〜15.5mmぐらいなので丁度良さそうです。
plugctr14.jpg(19992 byte)飛び出た頭を切ってカンナで平らに。
綺麗に埋まった様に見えますが・・・
plugctr15.jpg(22095 byte)オスモを塗ってみると周りがくっきりと円形に浮かび上がってきました。
もうひと段階小さな穴にして、埋め木の先をテーパーにし、金槌で叩き込むなどして、きっちりと嵌め込まないときれいにならないようです。