shitaba01.jpg(53809 byte)2015年2月15日

手持ちのカンナ。左から36mmのミニカンナ、50mmの平ガンナ、替刃式の河怡(かわよし)。

河怡(かわよし)はよく切れて活躍していますが、左の2台がうまく削れず、開店休業状態。
今回、下端修正して復活を目指します。
shitaba02.jpg(37884 byte)ネットで色々調べましたが、灯台下暗しでした。
「たくみ塾の木工の基本」に写真付きで詳しく載っていました。
shitaba03.jpg(33315 byte)まず、下端を平面にします。
削れたところが分かる様に鉛筆で塗りつぶします。
shitaba04.jpg(34865 byte)100均の鏡と#120のサンドペーパー。

余計なものが写っていますね(笑)
shitaba05.jpg(41270 byte)この上で下端を削り、平にします。

裏に接着剤が付いたサンドペーパーがあればベストです。
今回は普通のサンドペーパーを鏡より大きめに切り、左右を鏡の台に両面テープで貼り付けました。
段差がなく、動かなければいいっしょ!
shitaba06.jpg(37076 byte)下端の平面が出たので、テープで印をつけた3カ所を残し、0.1〜0.2mm削ります。
shitaba07.jpg(34846 byte)台直し鉋は持っていないので、幅の広めなノミで。
shitaba08.jpg(41143 byte)横に削るのが標準の様ですが、やってみると縦に削るとよく削れます。
試行錯誤しながら削って行きます。
shitaba09.jpg(38521 byte)下端定規もないので(なにもありませんね(笑))、鋼尺で代用。
shitaba10.jpg(47454 byte)この様に当て、光に透かして削り具合をチェックします。
鋼尺を端から端まで動かしながら、うまく削れていなければノミで修正・・・を繰り返します。

納得行くまで2台で小一時間かかりました。
shitaba11.jpg(56049 byte)削ってみました。
いいんでない〜〜!
shitaba12.jpg(59753 byte)巾の広い削りかすがでています。
これで使えそうです(^_^)v