uretan01.jpg(19608 byte)油性ウレタンニス

定番の油性ウレタンニス。水にも強く、使いやすい塗料です。ペイント薄め液を20%ぐらい入れて少しやわらかくしてウエスで塗ってます。
普通に仕上げるには二度塗り。一度目を塗ったら#240ぐらいの目の細かいサンドペーパーを軽くかけて表面をつるつるにしてから二度目を塗ります。2度目の後もサンドペーパーをかけて完成です。
もう少しペイント薄め液で薄めて一度塗りで仕上げるとオイルフィニッシュ風にもなります。
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2009年2月23日

皆さん使われているオスモです。
ノーマルクリアとパインを買ってみました。
刺激的な臭いもなく、少量でも良く伸びます。オイルフィニッシュの様にウエスで擦り込めばいいので、塗装も楽です。水にもそこそこ強いとの謳い文句なので、水回りでも使えるかな?

2009年2月27日

オスモのパインを塗ってみました。塗装方法をまとめてみますね。

先ず、塗装前の仕上げをします。
水引きして、#240以上のサンドペーパーで全体をサンディング。木口はサンディングブロックを使ってつるつるになるまで磨き上げます。このひと手間で、仕上がりはかなり違いますよ!

※クリアー仕上げの場合
ノーマルクリアーをウエスで刷り込む様にして塗ります。10分ぐらい置いた後、きれいなウエスで残っている塗料をふき取ります。一晩乾燥させて完成。
厚めの塗装にしたければもう一度塗ってもいいです。

※着色仕上げの場合
オスモの色付き塗料(今回はパイン)をノーマルクリアーと同じ様に塗り、ウエスで拭き取り。一晩乾燥。この上にノーマルクリアーを塗って拭き取り、完成。

今回やってみて、木口はどうしても塗料が染み込んで色が濃くなってしまいます。色付き塗料を塗る前に、木口だけにノーマルクリアーを塗り、その後に色つき塗料を塗るといいかもしれません。これは次回以降の宿題です。
oil01.jpg(10955 byte)オイルフィニッシュ

オイルフィニッシュ用のオイルは桐油7:ガムテレピン油2:ウレタンニス1ぐらいの割合で混合したオリジナルオイルです。桐油のみでは乾燥が遅く使いにくいですが、オリジナルオイルは乾燥もそこそこ速く、使いやすいです。
桐油は天ぷらを揚げたようないい香りがします。私はこの香りは好きですが、人によっては好き嫌いがあるかもしれません。
使い方はオイルをたっぷり塗りこみ、ウエスでオイルをふき取ってすぐに#180のサンドペーパーで磨き、出てきたカスを埋め込みます。ウエスで残ったカスを拭き取ってから、#240で磨き、ここで終了してもOK。乾燥後、オイルを少量塗り、#400で磨いてウエスで拭き、乾燥させると完璧です。
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蜜蝋(Bees Wax)

右が蜜蝋の塊です。蜜蝋を湯煎して溶かし、ガムテレピン油を入れて薄めたものが左。やわらかくなって塗りやすいです。蜜蝋4:ガムテレピン油6ぐらいの割合で作りました。
蜜蝋を削り取るにはナイフなどで直接やっても力が必要で、なかなかうまく行きませんでした。お湯で温めたナイフで溶かしながら削るなどの工夫が必要だと思います。
蜜蝋はオイルフィニッシュの上にごく薄く塗るのが定番の使い方です。あまり塗りすぎるとベタベタします。薄めた蜜蝋は塗りやすいので革製品などにも使えそうです。


2009年2月23日

以前作った蜜蝋はちょっと硬くて使いにくかったので、さらにガムテレピン油で薄めました。目分量ですが、前回の蜜蝋と同じぐらいのガムテレピン油を入れ湯煎しました。これでだいたい蜜蝋2:ガムテレピン油8ぐらいになったのではないでしょうか。
かなり軟らかくなり、まるでメンソレータムでも塗っているような感じです。早速革靴に塗ってみましたが、軟らかくて良く伸びます。いい感じ〜〜!


2017年12月22日

キッチンカウンターは数度塗り替え、最後はオスモのノーマルクリアーにしました。台所で使うのでどうしても水がかかります。オスモも水が当たるところはうっすら白く抜けて来ますね。
それではという事で、前回塗りなおした時、仕上げに蜜蝋を塗ってみたところ、しっかり水をはじき、白抜けをしなくなりました。数年経ちましたが、今もきれいな状態で使っています。水の付くところの仕上げに蜜蝋は良さそうです。
蜜蝋を塗るとしっとり感も増すので、これからは積極的に塗ってみます。