wagon01.jpg(19829 byte)2007年5月27日

土日と子供の運動会が延期になり、結局来週に。思いもかけず土日に木工の時間ができて、とうちゃんにっこりです(^_^)
4本足の机の下に入れるキャスター付きのワゴンを作ります。
荒木取りの後、今まで1×材はほぼ平面が出ているという事にして、すぐに両面自動をかけてました(手抜きです・・・)。今回はちょっとねじれた材があったので、基本どおり手押しをかけて平面を出してみました。
写真の様にねじれた材の対角線を押えて手押しをかけるとうまく平らになりました。これ、ちょっと前のWoodsmith誌に載っていたやり方です。今まで、うまく平面を出せずに安物の手押しのせいにしていましたが、手押しの使い方がうまくなかったのですね(汗)。これからは手押しがもっと活躍してくれるでしょう!
wagon02.jpg(20065 byte)手押し、自動の活躍で荒木取り終了。
wagon03.jpg(22363 byte)板矧ぎするのでパターンビットで平面出しです。板矧ぎ用の直線はどうしても手押しでは出せません。これも何かコツがあるのかなぁ・・・
皆さん、何かいい方法があれば教えてください!
wagon04.jpg(14211 byte)板矧ぎ終了。
板矧ぎの時に水引きも一緒にやってしまいました。
wagon05.jpg(18601 byte)#120のサンドペーパーで板矧ぎの段差取りと表面の仕上げ。
wagon06.jpg(10604 byte)節に大きな欠けが・・・
wagon07.jpg(14537 byte)のほほんさん考案の瞬間接着剤を使う方法で補修。
wagon08.jpg(14178 byte)表面に飛び出た部分はカッターの刃で削り取りました。実際は両手を使って若干曲げ気味にするとうまくいきます。手を切らない様に気をつけて。
wagon09.jpg(13167 byte)まっ平らでつるつるに仕上がりました。サンダーで削るより簡単、確実、きれいの3拍子です!
wagon10.jpg(19831 byte)側板と底板は片胴付きのホゾ組みに。
底板に片胴ホゾを切ります。ここでもちょっと工夫してみました。10mmのホゾを切るので、鋼尺ストッパーを9.5mmぐらいにセットし、写真のように定規を固定して、カッターで切れ込みを入れます。これでホゾの肩の部分のささくれが出なくなります。
wagon11.jpg(18769 byte)以前作った19mm用のスペーサー治具を挟み、10mmにセットした鋼尺ストッパーでパターンビット用直線切り治具を位置決めします。
両端を何回かやるとうまく位置決めができます。
これできっちりと10mmのホゾになるはずです。
wagon12.jpg(15325 byte)木端にはむしれ防止の端材をテープで固定。
wagon13.jpg(19471 byte)きれいにホゾが切れました。
wagon14.jpg(18456 byte)天板受けはかまち組みをポケットホールで取付けます。
かまちに組んだら(かまち組みを作るところは写真取り忘れです・・・)ポケットホールで穴あけ。
wagon15.jpg(20764 byte)側板が縮んで天板受けのかまち組みが飛び出さないように後ろを5mmぐらい短くしました。ポケットホールで固定。
wagon16.jpg(20586 byte)底板はボンドで固定です。ポニークランプでしっかり締めます。(写真は上が底板、下が天板受けです)
天板受けの前側70〜80mmぐらいはポケットホール+ボンドで側板に固定。側板が伸縮しても前は動かず、後ろに逃げるように考えました。これがいいのか悪いのかは不明。思い付きです(汗)
wagon17.jpg(26169 byte)2007年6月10日

2週間ぶりの木工。昨日と今日、心ゆくまで楽しめました(^_^)v
枠は出来たので、次は引出しです。荒木取りしたら手押しでむら取り、自動で厚みを揃えました。今回もねじれた材だったので、手押しをかけました。正しい使い方をすれば、しっかりと平らになるものですねぇ〜〜。これからも手押しは必ずかける事にします。
写真は板矧ぎ中。
wagon18.jpg(17039 byte)自動をかけている最中に死に節が抜けてしまって大きな穴が・・・
こんな時は端材を詰めて補修します。
wagon19.jpg(22330 byte)端材の飛び出た部分を平らに削るのにディッシュビットを使いました。この前買ってから、初めての登場です(^_^)v
トリマーのベースプレートには5.5mm合板の端材を貼り付けてゲタにします。
wagon20.jpg(19210 byte)ディッシュビットの高さを慎重に調整して削ります。
wagon21.jpg(15855 byte)ベリーグッド!
ディッシュビットは角にRがあるので、削ったところと周りの境界はまったく分かりません。
ディッシュビットはダボ埋めの仕上げにも使えますねぇー。これも定番のやり方になりそうです。
wagon22.jpg(21802 byte)引出しのホゾ切り。枠を作ったときと同じく、スペーサー治具を使いました。簡単確実、精度良くホゾが切れます。これも定番のやり方になりそう。
wagon23.jpg(18577 byte)ホゾの角をヤスリで削っておきます。このひと手間で組み立てるときに簡単にホゾ穴に入りますよ〜!
wagon24.jpg(24139 byte)ホゾ穴掘り。10mmのストレートビットと直線切り治具、十字型ストップ治具で。
wagon25.jpg(23933 byte)底板を入れる溝掘り。6mmのスパイラルビットと直線切り治具で。
wagon26.jpg(20828 byte)仮組みしてみてスライドレールの具合を見てみました。ちょっときつかったので、引出しの側板の厚みを自動カンナで削って微調整。これは邪道か?でも簡単。
wagon27.jpg(21279 byte)組み立て。クランプでしっかりと締め付けました。
今日はこれまで。作業後のビールがうまいぞっ!

あとは組み付けして前板を付ければ完成。もう一息です。
wagon28.jpg(16418 byte)2007年6月18日

今日と明日は連休。朝早く目が覚めてやる気満々。一気に完成させるぞっ!

スライドレールを取付けます。取付ける時に面倒な計算が必要ないので底付けにしました。受けの金具の下面がワゴンの底板から5mm上になる様に取付けました。これでローラーもスムーズに回転します。
写真は上が底板、下が側板です。
wagon29.jpg(18892 byte)出し入れもスムーズ、なかなかいい感じ。
wagon30.jpg(13769 byte)前板を取付けました。現物合わせです。取付けは、引き出しの内側からスリムビス4ヵ所で。
wagon31.jpg(12904 byte)完成!
wagon32.jpg(14481 byte)引出したらこんな感じ。