2018年2月12日 昔作った勉強机用の椅子が小さくなってきたので、大きめな椅子を作る事にしました。 どうせなら本格的なものをという事で、後ろ足は傾斜を付け、背もたれもカーブを付けようと思います。座面も彫り込んでみようかな。 sketchupで図面を描きました。 クリックで大きくなります。 | |
木取り図。 クリックで大きくなります。 | |
後ろ足をバンドソーで荒木取り。墨線の1〜2mmぐらい外側を切って行きます。 | |
斜めの部分はフリーハンドで。 切断終了。 | |
直線切りガイドとパターンビットで仕上げて行きます。 材がずれない様に当て板を当てます。 | |
クランプでしっかり固定して斜めの部分を削ります。 | |
次は直線部分。 | |
反対側も削り一本完成。 | |
ベルトサンダーで仕上げます。 | |
二本目は一本目をテンプレートにして削ります。 両面テープで貼り付けてフラッシュトリムビットで。 | |
同じくベルトサンダーで仕上げて後ろ足二本完成。 | |
幕板や貫にホゾを作りました。 長さ10mm、幅も10mmにしました。 | |
背板は32mm厚さの材の端の方にホゾを作りました。 この後バンドソーでカーブを付けて行きます。 | |
2018年2月17日 背板のカーブを加工します。 CADで描いた図面を貼り付け。 本来の線の2mmぐらい外側に線を引き、この線にそって切って行きます。 | |
バンドソーで切って行きます。 | |
ベルトサンダーで荒削り。 | |
切り落とした端材をカーブのガイドにしてサンドペーパーで仕上げます。 けっこう疲れました(笑) | |
外側も切り落とし、面取りして完成。 ちょっと厚いですが、サンドペーパーではこれ以上削れません。反り鉋がほしい! | |
続けてホゾ穴掘り。 墨付けは、間違えない様に慎重に行いました。 10mmのストレートビットとホゾ穴掘り治具で。 | |
ノミで角をさらいます。 | |
自作の革砥を使ってみました。 少し使って切れが鈍ったなと感じたらササッと砥ぐとまた切れが蘇ります。なかなかいいです。 でも、どうしても丸刃になりますね。砥石と併用して使いましょう。 | |
仮組みしてみました。 仮の座面を置いて座ってみましたが、背もたれのカーブはいい感じです。 | |
2018年2月25日 組立てますよ! 最初は左右の部材を組み立て。 矩には気を付けて。 | |
前後の幕板、貫を入れて形になりました。 | |
座面の加工。 角を面取りしました。 | |
作業台の上で足のガタを確認。特に調整しなくてもガタなく組まれています(^_^)v 座面を仮に置いてみます。 座ってみるといい感じ。 道具も無いので、座面を掘り込むかどうかは思案中です。 | |
2018年3月1日 強力な低気圧の影響で外は猛吹雪。不要な外出は控える様にとの事なので、工房にこもって木工です(^_^) 反鉋がないので、少しでも座面を削れないかとランダムアクションサンダーを使ってみましたが、気持ち削れたかな・・・ | |
留め切り治具で隅木を切り出し。 | |
幕板の上の面よりほんの少し下に取付けると座面がよく締まります。 | |
オスモのノーマルクリアで塗装。 | |
完成です。 |