chest201.jpg(21094 byte)2007年7月20日

引出し付きのチェスト(箪笥の様な感じです)を作ります。引出しの取っ手は掘り込んで手を引っ掛ける形を考えてます。うまく行くかどうか・・・

自動カンナで長い材を削る時の受けはこんなのを使ってます。100均のパスタを伸ばす道具を固定しただけ。
chest202.jpg(22632 byte)適当に離れたところに置いて使います。パスタ伸ばしがくるくる回ってうまい具合に材を受けてくれます。
chest203.jpg(19551 byte)木取り終了。今回も真面目に手押しを使ってしっかりと平面を出しました。
chest204.jpg(23471 byte)側板の板矧ぎ。デカイです〜〜!
chest205.jpg(19142 byte)ホゾ切り。ささくれ防止にカッターで4面に軽く切れ目を入れておきます。
chest206.jpg(20800 byte)ホゾ切り終了。
chest207.jpg(17649 byte)ホゾの角を丸めてホゾ完成。
chest208.jpg(21497 byte)鋼尺の先を直線切り治具のフェンス、鋼尺ストッパーを作業台のヘリに当てて直線切り治具の位地合わせをしてみました。こうすると正確に合わせられるような気がします。
chest209.jpg(21878 byte)ホゾ穴掘り終了。詳しくはこちらもご覧ください。
chest210.jpg(16722 byte)組み立てました。これは引出し受けのかまち材です。
chest211.jpg(19661 byte)側板に足を付けます。墨付けしたら、墨線の少し外側をジグソーで切ります。
chest212.jpg(23539 byte)パターンビットで仕上げ削り。
chest213.jpg(23219 byte)2007年8月6日

昨日と今日、ちょっとずつ出来ました。
昨日は天気はイマイチでしたが、市内の滝野すずらん丘陵公園へ。釣堀や遊具遊びで楽しみました。
その前にひと仕事。組み立てです。引出し受けのかまち材はホゾを彫らずにポケットホールで固定しました。ネジ留めする時に、なかなかうまい位置に固定できず、けっこう時間がかかってしまいました。墨線に沿って端材をクランプで固定して、それをガイドにしてかまち材をネジ留めすれば良かったです。
chest214.jpg(23492 byte)組み立て終了。
chest215.jpg(21611 byte)今日は午後から時間が出来たので、引出しの取っ手部分の構造を考えてみました。
取っ手の形とそれより直径で12mmぐらい大きい形の2種類のテンプレートを切り出します。
12mm厚に揃えた1×材を直接切りましたが、ちょっとデコボコ。最初に6mmの合板を糸鋸で切り、それをガイドにして12mm厚の材をパターンビットで習い加工したほうがきれいに出来ると思います。
chest216.jpg(22542 byte)作ったガイドをテンプレートにして習い加工します。小さい穴はパターンビット、大きい穴は裏からコロ付きディッシュビットで。
これで取っ手の穴の加工が終わりました。これを取付けると・・・
chest217.jpg(18470 byte)こんな感じです。子供に見せたら「ティッシュボックス?」と言われました。そう言えばそんな形ですね(汗)
chest218.jpg(20294 byte)こんな感じで指を引っ掛けて引出しを引っ張ります。なかなかいい感じ!
chest219.jpg(21699 byte)2007年8月19日

お盆とは思えない暑さにめげつつも、ここのところ地味〜な作業をしてました。
どうにか引出しの部材を木取り完了。引出し6個分の材はさすがにたくさんあります(汗)
chest220.jpg(22911 byte)引出しの前板と後板にホゾ切り。
材の幅が広く、ホゾ切り治具を使えないので、トリマーのスペーサー治具とパターンビット用直線切り治具を使ってホゾを切りました。詳しくはこちらにまとめましたので参考にしてください。
chest221.jpg(17293 byte)引出し6個分の前板と後板、計12枚にホゾ切り終了。いやぁ〜、疲れました(笑)
これから焼肉で〜す!(^_^)v
chest222.jpg(22210 byte)2007年9月6日

前回更新から空き時間で少しずつ作業してました。今日も午後から少しだけ。数が多いのでなかなか目に見えて進みません(汗)
上3段の高さが低い引出しには縦に3分割できるような仕切りを入れます。6mmビットで前板、後板に溝堀り。
chest223.jpg(24603 byte)側板にホゾ穴を彫ります。6mmビットで。
chest224.jpg(19167 byte)あまり考えずにホゾを切ってしまったので、底板を入れる溝の深さが3mmしか取れませんでした(汗)。いつもは後板の長さを前板より1mmぐらい短くして引出しがスムーズに出し入れできるようにします。今回はそうすると底板が抜け落ちる恐れが・・・
しかたがないので側板の奥側を左右0.4mmぐらい薄くして奥側がゆるくなるようにしました。はがき二枚を重ねたものを奥側に両面テープで接着。この状態で自動カンナをかけました。
引出しの内側の矩がしっかりと出るので、これはこれでいいやり方なのかも・・・
chest225.jpg(17539 byte)引出しを仮に組んでみました。前板にはこれも仮に作った取っ手を両面テープで固定してみました。
chest226.jpg(14368 byte)引出しを出し入れしてみました。引出しの左右の余裕もちょうど良く、取っ手にはいい塩梅で指がかかります。
さあ、完成までもう一息!
chest227.jpg(24993 byte)2007年9月30日

前回の更新からずいぶん経ってしまいましたが、その間に空き時間で少しずつ引出しを組み立ててました。
クランプをたくさん使うので、一度に組み立てられるのは2個まで。矩を出す為、対角線の寸法が同じになるように。
chest228.jpg(18328 byte)引出しが組み上がったので、入れてみました。この状態で家の中にしばらく置いておき、十分乾燥させました。
chest229.jpg(17836 byte)いよいよ引出しの前板に引き手の穴を開けます。前回作ったテンプレートで習い加工。
chest230.jpg(17375 byte)2007年10月8日

ここのところいろいろとやる事があって休みの木工は出来ずにいます。(汗)。それでも木工がやりたい!ので、いつもより少し早起きして、出勤前の「1時間木工」を楽しんでます(^_^)

引き手の加工終了。引き手の加工法はこちらをご覧ください。
前板の4辺は飾り面取りして優しい感じに。10mmの丸面ビットで。
chest231.jpg(19109 byte)最後に水拭きしてサンダーがけ。平面はランダムアクションサンダー、曲面は手で。
仕上げを丁寧にすると作品の見栄えがぜんぜん違ってきます。面取りしたところや木口なども丁寧にサンドペーパーで磨きました。
これで前板は完成。あとは塗装、取付けです。
chest232.jpg(18117 byte)2007年10月11日

今日は久しぶりに用事のない休み。朝から木工やるぞ〜〜!と言いたい所ですが、この時期は畑の始末も急がなければ。うかうかしていると雪が降ってきますからね〜〜。
という事で、畑作業の合間を縫った木工デーでした。

昨日までの朝の1時間木工で前板の塗装は終わってました。いつもの少し薄めたウレタンニスです。
chest233.jpg(17159 byte)さて、ここからが今日の作業。前板を引出しにビス留めです。
一番上の引出しから順番にビス留めしました。上の前板との隙間(1mmぐらい)を左右で合わせないと見苦しくなります。ここは気を使う作業。
引出しの内側から4ヵ所、あらかじめスリムビスをねじ込んでおきます。スリムビスの先端が若干、前に出るように。
前板をベストポジションに合わせたら、引出しを後ろから押し付けてビスの先端を前板に差込み仮に固定。そのまま動かないようにして写真のように後ろから押し出し、インパクトドライバーでビスを締め付けました。
前板が動いてしまうとなかなかうまい具合にやり直しが利かないので一発勝負。かなり気を使いましたが、まずまずうまい具合に取付ける事が出来ました。
chest234.jpg(16769 byte)6段分の前板を取付け終了。
chest235.jpg(20815 byte)次は本体の塗装。物置工房は狭いので、外での作業です(汗)。
まずは見えない部分(裏側)から。
塗装が終了した時にはすでにもう薄暗くなってきました。日が暮れるのもめっきり早くなってきましたねぇ〜〜。
chest236.jpg(16677 byte)2007年10月21日

昨日のキャンプで気力充実。今日は朝から木工デー。
引出しは滑りを良くする為、両側板の裏にワックスを塗ります。100均の「すべりやすく棒」です。これ、なかなかいいですよ〜!
chest237.jpg(15967 byte)上3段の引出しには仕切り板を入れました。5.5mm厚のシナベニヤ。
chest238.jpg(15721 byte)天板を裏からネジ留め。後ろ側はビスの下穴を長穴にして、天板の収縮に対応しました。
chest239.jpg(12411 byte)完成です!奥のモップはご愛嬌で・・・(汗)
chest240.jpg(13733 byte)底にワックスを塗ったので引出しは軽く出し入れできます(^_^)v