hashi01.jpg(18774 byte)2010年10月29日

この前帰った時に、桜の端材で箸を作ってみました。1日中工房にこもりっぱなしで、充実した1日でした(^_^)

先ずは箸を削る治具を作ります。
1×材の端に8mm厚の端材を貼り付け自動カンナで削ります。
hashi02.jpg(18771 byte)こんな感じ。
hashi03.jpg(21075 byte)バンドソーで挽き割って・・・
hashi04.jpg(21488 byte)こんな感じに貼り付け。
hashi05.jpg(24873 byte)クランプでしっかり締め付けます。
hashi06.jpg(23241 byte)先端部分の段差が1mmぐらいになるように自動カンナで削って完成。
hashi07.jpg(18692 byte)桜の端材は10mm角、長さ220mmに。ちょっと太めか?
hashi08.jpg(16992 byte)中心が分かる様に十字に線を引いておきます。
これを目印にして四方バランス良く削っていきます。
hashi09.jpg(22416 byte)作業台にフェンスを固定して、だいたいの形に削ります。
カンナは河怡(かわよし)。切れ味抜群です!
hashi10.jpg(25058 byte)この程度まで削ったら治具の登場。
hashi11.jpg(23140 byte)箸を治具にセット。
hashi12.jpg(23071 byte)先の幅2mmぐらいを目標に削りました。

治具の先端部分の段差を1mmぐらいにしましたが、高さが低すぎた様です。削っている最中に箸が逃げてしまいます。1.5mmくらいあっても良かったかも・・・
hashi13.jpg(24012 byte)綺麗な鉋屑がたくさん出ました(^_^)
hashi14.jpg(19812 byte)削り終了。
hashi15.jpg(20662 byte)サンディングブロックで角を軽く丸めます。
hashi16.jpg(20130 byte)手近にあった端材だったので、真ん中辺りに節があります。おまけに、調子に乗ってちょっと細く削りすぎました(汗)
そのうちポキっと折れるかも・・・
hashi17.jpg(29015 byte)自作のオイルを塗って完成。
手前が塗布後。いい艶が出てますね(^_^)
hashi18.jpg(24152 byte)2010年11月7日

前回作った箸をちょっと握ってみましたが、角が立っていて引っかかる感じ。もっと角の面取りをした方が良さそうです。

面取り用の治具を作ります。
木作りした材の角を45度の面取りビットで面取り。
hashi19.jpg(21859 byte)現物合わせで箸の角が2〜3mmぐらい出るまで削ります。
hashi20.jpg(22595 byte)ボンドで接着したら、自動カンナで傾斜を付けます。
治具の端に7mm厚ぐらいの端材を両面テープで接着。
hashi21.jpg(23194 byte)こんな感じ。
hashi22.jpg(20999 byte)治具の下に平面の出た材を敷いて自動カンナで削って行きます。
hashi23.jpg(25426 byte)木口にストッパーの材を接着。
これで治具の完成。
hashi24.jpg(20452 byte)箸を置いて、角を削って行きます。
hashi25.jpg(23613 byte)実際に握って見ながらちょうどいい塩梅になるまで削りました。
これで手にしっくりと馴染んだ箸になりました(^_^)

箸が8角形になっているのが分かります?
hashi26.jpg(19547 byte)治具と箸。
これでしばらく使ってみますね。
hashi27.jpg(18727 byte)2010年11月12日

この前帰った時にメープルで箸を作ってみました。子供用と姪っ子用に2膳。
10mm角で3膳分木造りしました。

メープルは白くて綺麗な材ですね〜〜!
hashi28.jpg(23905 byte)端材をフェンスにして削ります。
木口をもう一本の箸で押さえると削りやすかったです。
hashi29.jpg(21250 byte)このくらいになるまで削ります。もうちょっと細くても良かったかな。

今回は平面に削る治具は使わずに削りました。これで十分削れます。
hashi30.jpg(24656 byte)面取り用の治具で、角を削ります。
今回はかなり大胆に、正八角形になるぐらいまで削りました。

握りながら、ちょうどいい塩梅になるように削ります。子供用なので、平面も削りながら、9mm角ぐらいと8mm角ぐらいの2膳に仕上げました。
hashi31.jpg(19984 byte)先はサンドペーパーで調整。握りながら、挟みながら、使いやすい形に。
この、先の仕上げは難しい。ちょっとの角度や太さの違いで挟み易さが全く違ってきます。難しいけど、楽しい!
hashi32.jpg(17551 byte)全体にサンドペーパーをかけ、長さも太さもちょっと違う2膳が完成。
hashi33.jpg(23847 byte)オリジナルオイルを塗りました。
下が塗った箸です。メープルは塗装すると俄然光り輝きますね。美しい杢が浮かび上がって来ました。

子供に見せたところ「くさいっ!」の一言で切り捨てられました(笑)。乾燥したら匂いもだいぶん収まるので、使ってくれるかな・・・
hashi34.jpg(32113 byte)2010年12月17日

この前帰った時に子供用箸を使っているか聞いてみると、オイルの匂いが臭くて使っていないとの事。匂いを嗅いでみると、たしかにオイルの匂いが抜けていません。
それではという事で、オスモを塗りました。これで匂いもしなくなりました。
hashi35.jpg(14086 byte)一番上が桜。下2本がメープル。

桜は予想通り節の部分から反っています。こんなに反っても何の不自由もなく使えてます。なんだか不思議・・・
hashi36.jpg(17940 byte)2010年1月10日

メープルで自分用にちょっと長めの箸を作りました。
一番下がそれ。長さ240mm。ひとつ上のいつも使っている箸より20mm長くしました。

カンナで削っている時に逆目が出てちょっとガタガタになってしまった部分もあります。メープルは難しいというのが良く分かりました。

子供達とお揃いの箸、これを旭川に持って行ってメインに使おうと思っています。
hashi37.jpg(11792 byte)2012年9月8日

普段使っている箸を噛んで折ってしまいました(汗)
そんな訳で、自分用に2年半ぶりに箸を作ります。

すっかり作り方を忘れているので、以前の記事をチェック。こういう時、作り方をネットにアップしてあると助かります。

10mm角、長さ222mmに切り出したチェリーの材を河怡(かわよし)で削って行きます。
先端が3mm角ぐらいになる様にテーパーを付けて。
hashi38.jpg(12314 byte)面取り用の治具登場。
hashi39.jpg(13132 byte)鉋で面取りして行きます。
hashi40.jpg(11332 byte)サンドペーパーで仕上げたらオスモを塗って完成。
手に馴染んで使いやすそうです。
旭川に持って行きま〜〜す!
hashi41.jpg(47656 byte)2016年1月7日

この前作った箸もかれこれ4〜6年使っています。
おかずと一緒に噛んで先が短くなったものや先がだんだん丸くなってきたものなど、使いにくくなっていました。
なら作るっきゃないっしょ!

何度か削って薄くなって引退したまな板を使います。樹種はたぶんサクラだと思います。
柾目で素直な木目。木目に添って切り出します。
hashi42.jpg(48235 byte)8.7mm角ぐらいに製材。センターマーカーでセンター出し。
hashi43.jpg(29722 byte)いいですね!
hashi44.jpg(55975 byte)適当な端材をストッパーにしてカンナで削って行きます。
向こう側は細い材で押さえると楽に削れました。
hashi45.jpg(53208 byte)治具を使って面取り。
hashi46.jpg(48510 byte)今回はちょっと長めの230mmにしました。
かんなで削って面取りしただけ。直線的にしてみました。
オスモのノーマルクリアで仕上げます。
hashi47.jpg(45838 byte)スッキリして美しいですね。

奥は北海道限定、サッポロクラシックの富良野ビンテージ。アロマホップが効いていてすごくおいしいです。
hashi48.jpg(50902 byte)2016年1月11日

この前作った箸は材が柔らかく力を入れるとしなって使いにくかった。長さもちょっと長かったので、10mm切り詰め、220mmにしました。

ついでにメープルでもう二膳作りました。ひとつは姪っ子用で210mmです。