2008年1月29日 この前作ったホゾ穴掘り治具を使ったホゾ、ホゾ穴作りをまとめました。 ホゾ作りの基本どおり、先にホゾ穴を開け、それに合わせた厚さのホゾを作ります。 今回、ホゾの長さは15mm。罫引きで四方に14.5mmぐらいの所に切込みを入れます。これでホゾを切った時のささくれがほとんど出なくなります。 | |
四方胴付きホゾにするので、ホゾの肩口の切り込み位置を最初に決めます。 今回は7mmに。鋼尺で両側から墨付けします。 | |
2つ目の鋼尺に奥側の寸法を移します。 | |
この2つの鋼尺でホゾ穴をあける位置を罫書きます。現物合わせなので、簡単確実! | |
トリマービットは6mmのスパイラルビットを使用。ホゾの厚さはビットより少し厚い7mmに。 材の1ヵ所だけに鋼尺を使い罫書きます。 | |
トリマービットを罫書いた墨線に合わせて・・・ | |
材を挟んで両側のフェンスを固定。 | |
この状態で1度目を削ります。向こう側に1mmぐらい削り残しがあります。 | |
トリマーの向きはこの向き。 | |
次はトリマーを向こう向きにしてもう1度削ります。 1度に削る深さは7mmぐらい。15mmの深さは2度に分けて掘りました。 | |
ホゾ穴完成。材のセンターにホゾ穴が掘れています。 左右の位置は墨線を見ながら目分量で止めましたが、まずまずの精度が出ているようです。 | |
次はホゾ。今度は真ん中を削ったこんなフェンスに交換。 | |
材のヘリにフェンスを当ててホゾを切ります。 | |
材の向こう側に当て板を当てるときれいに仕上がります。 | |
きれいに削れました。 ホゾの厚さはホゾ穴にピタリと入るようにカットアンドトライで。 | |
次は肩を削ります。 材2本の木口が真っ直ぐになる様にしてクランプで固定。 | |
さっきと同じセッティングのホゾ穴掘り治具を使い、削ります。ビットの出し具合を加減してちょうどいいホゾの幅にします。これもホゾ穴に合わせながら現物あわせで。 | |
肩の段差もほとんどなく削れました(^_^)v | |
ホゾの角をヤスリで丸めて・・・ | |
ホゾとホゾ穴完成! | |
ぴたりとはまってます! | |
実際に組んだところ。 | |
段差もなく、きれいな仕上がり! |