2006年01月15日

知り合いに頼まれ、北国ならではのものを作りました。外で遊んで濡れた手袋や帽子などを暖房で乾かす為の乾燥用台です。天板がすのこ状になっているのでよく乾くはずです。
暖房で乾燥用台自体も乾燥してきて狂いが出るのが心配ですが、使ってもらいながら様子を見ることにします。
ここからは製作風景です。

まず、すのこ状の天板を作ります。細長い材の両端と真ん中に短い材を貼り付けます。
できるだけ平らになるように貼り付け、クランプで固定します。
天板を受ける枠はホゾ組みで。まずはホゾを掘ります。
次は、ホゾにあわせてホゾ穴を掘ります。詳しくはこちらをご覧下さい。
足を組みます。直角には気を付けて。
足のボンドが乾く間に天板を仕上げます。ランダムアクションサンダーで表面をきれいにします。
材と材の間部分は、きれいに面取りしておきます。こすれて手が切れたりしないように。
足を組み立てます。
3mmRの丸面ビットで面取り。組み立ててしまった後に面取りしたので、トリマーをかけられないところができてしまいました。こんなところは紙やすりで仕上げました。段取りをきちんと考えないからですね(汗)
天板と足はそれぞれ別々に塗装します。濡れたものが乗るので、ウレタンニスを少し丁寧に塗りました。
乾燥したら天板を取付けて完成です。暖房パネルの上にかぶせて置きます。
この様に濡れた手袋などを乗せて乾燥させます。