pianowgn01.jpg(13322 byte)2009年6月14日

15年以上使っている電子ピアノの鍵盤が壊れ、ネットで格安のものを購入しました。格安だけあって楽譜を置いたりする場所がない。早速妻からワゴンを依頼されました。

図面です。クリックで大きくなります。
pianowgn02.jpg(20731 byte)荒木取り後、板矧ぎ。今回はタイトボンドを使ってみました。暖かくなってきたので、接着不良が起きる事はないでしょう。
pianowgn03.jpg(19170 byte)粘度が低く、トロ〜〜ンと出てきます。伸ばさず、このまま板矧ぎで切るので、便利便利。
pianowgn04.jpg(18040 byte)ホゾを切ってます。
pianowgn05.jpg(19333 byte)最近はホゾを材の厚みのセンターからずらしてます。底板など、木口に近い場所に入れるホゾは以前からこの様なホゾにしていました。全て同じ形にすることで、治具のセッティングが一度で済みます。
pianowgn06.jpg(17335 byte)ホゾ完成。あとはホゾ穴です。
pianowgn07.jpg(19200 byte)2009年6月16日

ホゾ穴を掘ります。直線切り治具と十字型ストップ治具で。ビットは6mmダウンカットスパイラルビットです。
pianowgn08.jpg(14812 byte)ノミで角を削ります。
ノミで削り、微調整して側板と棚板がぴたりと面一に入ると気持ちいい。これが最近の楽しみです(^_^)
pianowgn09.jpg(18656 byte)水引きしてサンディングです。#180、#240、#400と番手を上げて、つるつるに仕上げます。木口や木端はサンディングブロックで。
pianowgn10.jpg(21825 byte)2009年6月22日

さて、組み立てますよ!
今回、両端を削って弓形にしたクランプ用当て板を作ってみました。これでクランプ作業が快適になるかな。
当て板をFクランプで仮に置いてから・・・
pianowgn11.jpg(24455 byte)ポニークランプで締め付けます。
pianowgn12.jpg(13743 byte)中心部分もボンドが染み出して、しっかりと締まっています。当て板はちゃんと利いている様です。
pianowgn13.jpg(22175 byte)次は天板。
pianowgn14.jpg(20921 byte)既製品の家具などを捨てる時、使えそうなものは外して取ってあります。キャスターや蝶番など。もったいないですものね。これもそんな中から引っ張り出してきました。
金具がちょっと長いので、奥の様に少し切りました。
pianowgn15.jpg(26343 byte)万力に端材を当て、軸を挟みました。端材が金鋸のガイドとなり、ブレずに切れました。
pianowgn16.jpg(18233 byte)キャスター取付け。
pianowgn17.jpg(23915 byte)前面下に目隠しの飾り前板を取付けます。クランプだらけでよく判りませんね(汗)
pianowgn18.jpg(17273 byte)組み立て終了。あとは塗装です。
pianowgn19.jpg(19484 byte)2009年6月26日

いやぁ、暑い暑い・・・。ず〜っと低温続きだった北海道ですが、昨日から急に暑くなり、真夏モードに突入。昨日は30℃越えの真夏日、今日は29℃ぐらいかな・・・。暑さにヘタりながらもワゴン仕上げま〜〜す!

上と同じような写真ですね。オスモのノーマルクリアで塗装です。
pianowgn20.jpg(14488 byte)完成!
pianowgn21.jpg(19043 byte)さっそく置いてみました。
これでピアノ教室のかばんや楽譜を置けます。普段はここがワゴンの定位置ですが、練習する時は動かします。
これで練習にも力が入るかな?