shelf212.jpg(9103 byte)2006年03月20日

知合いのリクエストで、大型のシェルフを作りました。中央には飾りを載せられる棚板を、下には物をかけられるようにフックを取付けました。
下のカーブを切り出すのに、プリントアウトした図面をスプレーのりで貼り付けてバンドソーで切り出すのですが、きれいにはがれるように貼り付けることが出来て、サクサクと作業が進みました(^_^)v
shelf201.jpg(7356 byte)ここからは製作風景です。

1×6材を木取りします。
shelf202.jpg(9624 byte)下のカーブを切出します。JW−CADで書いた図面を原寸でプリントアウトしたものをスプレーのりで貼り付けます。
今まではスプレーのりを図面と材の両方にスプレーして、貼り付けていました。これだと、きれいにはがれず、おまけに材にのりがべったりと付いて、後のサンディングが大変でした。今回、図面のみにスプレーして、十分に乾燥させてから貼り付けたところ、適度な接着力となり、材にものりが残らず、いい塩梅でした。スプレーのりの扱いは、これが決定版だと思います。
詳しくはこちらをご覧ください。
shelf203.jpg(9961 byte)バンドソーでカーブを切ります。
バンドソーは良く切れるので、ついつい材を送るのが早くなり、カーブを墨線に沿ってうまく切れなくなってしまいがちです(私だけ?)
ゆっくりと送り、慎重に切りました(汗)
shelf204.jpg(16694 byte)どうしても若干デコボコになるので、ヤスリとサンドペーパーで滑らかにします。
shelf205.jpg(10682 byte)もう1枚をラフに切っておき、仕上げた材をテンプレートにしてパターンビットで習い加工します。
shelf206.jpg(13153 byte)完璧に同じ形に仕上がりました(^_^)v
shelf207.jpg(11710 byte)天板の角をテンプレートを使って丸めます。あらかじめ45度に丸ノコでワンカットしておき、その後テンプレートで習い加工します。おっと、トリマービットが違ってますね(汗)ビットは本当はパターンビットです。
その後、3Rの丸面ビットで面取りします。
shelf208.jpg(9002 byte)組み立てはビス留め、ダボ埋めにしました。
下穴を開ける前にキリで中心に印をつけておくと下穴がずれることがなく、いいです。
shelf209.jpg(8424 byte)下穴ドリルで下穴とダボ穴をいっぺんに開けます。
shelf210.jpg(8538 byte)作業台の平面を利用して捩れやゆがみのない様に組み立てていきます。
shelf211.jpg(8709 byte)ダボ埋めして、頭はダボ切り用のこで落します。
shelf212.jpg(9103 byte)完成です。