daitana01.jpg(16866 byte)2013年1月4日

皆さん、新年明けましておめでとうございます。
寒さに負けず、早速活動開始です!

今年の第1作目は大物。キッチンシンクの横に並べる棚を作ります。
台所まわりに分散しているいろんな物をこの棚に収納。また、光回線のルータなどの機器も入れてキッチンまわりをすっきりさせます。

図面。クリックで大きくなります。
daitana02.jpg(14437 byte)1×6材を16枚用意。
daitana03.jpg(14613 byte)直角切り治具を使い荒木取りします。
daitana04.jpg(20337 byte)長尺物は入口を開けないと扱えません。外気温は−10℃です。凍えました(笑)

新しく購入した丸ノコの刃は良く切れ、切断面もツルツル。切っていても楽しいですよ!
daitana05.jpg(11851 byte)全て切断終了。すごい量ですね〜〜
daitana06.jpg(13707 byte)電気ストーブを焚いても0℃ぐらいまでしか工房の温度が上がりません。手が凍えてこれ以上作業不能。まだまだやりたかったのですが、とりあえず撤収です。
daitana07.jpg(19369 byte)2013年1月5日

今日も寒いですが、天気がいいので工房の中は+4℃ぐらいに(ストーブ焚いてですよ)
午後から作業開始。

今日は手押しがけです。まずは基準面出し。
daitana08.jpg(17748 byte)木端を削って矩を出します。

これは天板用の1520mmの材。工房の出口ギリギリに手押しを設置。夜に向かって飛び出しています。さぶっ!
daitana09.jpg(13678 byte)2013年1月6日

天板用の1520mmの材は手押しでは板矧ぎ用の平面が出ていません。パターンビット用の直線切り治具とトリマーでひと削り。
daitana10.jpg(12521 byte)板矧ぎにボンド塗り用シリコン刷毛を使ってみました。使いやすいんでない?
daitana11.jpg(14809 byte)天板を板矧ぎ中。
作業台から飛び出しています(笑)
daitana12.jpg(22675 byte)2013年1月14日

ここのところの寒波で気温の低い日が続いています。工房の温度もなかなか上がりませんが、電気ストーブを焚いてどうにか4℃ぐらいにしました。これぐらいあればボンドの接着力も低くならないでしょう。

さぁ、大量の板矧ぎ開始です!
奥に2枚、作業台の上に1枚。一度に3枚矧げます。このペースであと2セットやる必要あり。頑張るぞっ!
daitana13.jpg(15701 byte)2013年2月11日

大量の板矧ぎもどうにか終了。自動カンナをかけました。

これは天板用の1520mmの材。夏場なら入口を開けて外から材を自動にかけるのですが、今は外は雪の壁です(汗)
いつもは画面左にある作業台を手前にエッチラオッチラ移動して、工房の端から端まで使ってかけました。
daitana14.jpg(9521 byte)家の中で水引き、乾燥中。
daitana15.jpg(14043 byte)#100でサンダーがけ。

両腕で押し付けると疲れるので一考。サンダー背中にある丸い部分(ラバーグリップ)に掌を置き、体をかぶせて全体重をかけて押し付けました。
これ、楽ですね。でも、材の微粉末が顔に付きます(笑)
daitana16.jpg(11704 byte)2013年4月14日

皆さんお久しぶり。かれこれ2カ月ぶりぐらいの木工です(汗)

大雪で札幌に帰って来れなかったり、帰っても雪かきで疲れ果てたり・・・
そうこうしているうちに工房が雪で埋もれてしまい、掘り出し不能。冬眠に入っていました(笑)
ようやく雪も解けてきたので、久しぶりに工房にこもりました。楽しかったですよ〜〜!!

今日は板矧ぎした材の長さ、幅決めをしていきます。
まずは長さ決め。直角切り治具と丸ノコで。
daitana17.jpg(12883 byte)目標の幅+1mmぐらいに丸ノコでカット。
その後トリマーでひと削りして仕上げます。
トップベアリングパターンビットが活躍。
daitana18.jpg(14652 byte)長〜〜いですね。
daitana19.jpg(11465 byte)3枚ある仕切り板にホゾを作ります。
ホゾ穴堀り治具をフェンスにして使います。

ホゾ穴堀り治具はいくつか作り、よく使う10mmは専用にして使っています。取付けるだけで使えて便利!
daitana20.jpg(11037 byte)自作の罫引きで罫書いてから削って行きます。
手前に罫書いた線が写っているのがわかりますか?
daitana21.jpg(9987 byte)四方胴付きホゾにしますが、今日はここまで。きれいな平ホゾになりました。

ラジオで野球を聞きながら作業していました。
日ハム、オリックス戦。先制点を取ったのですが満塁ホームランで逆転され、それでも追加点はどうにかしのいで日ハムのホームランの嵐。どうにか1点差で勝利しました!
これから祝杯あげますね〜〜!
daitana22.jpg(16171 byte)2013年4月20日

記録的な大雪もようやく終了。春の予感です。
天候によるJRの運休を気にしなくても良くなり、安心して帰って来れます(笑)

今朝、旭川から帰り、午前、午後としっぽりと工房にこもっていました。暖かさも増してきて、木工日和。すごく楽しい一日でした。

先週加工した平ホゾをトリマーで削って四方胴付きホゾにしました。いい感じでしょ!
daitana23.jpg(16348 byte)墨付けには鋼尺ストッパーが活躍。
daitana24.jpg(14579 byte)基準面を左の木口に決め、墨付けしました。
daitana25.jpg(12162 byte)仕切り板のホゾ穴位置は現物合わせで墨付け。今までいろいろとやってみましたが、勘違いによる寸法違いが無いのでこれが一番確実ですね。
daitana26.jpg(14389 byte)ここを削るのだ!としっかりと意思表示。何度も失敗して学びました。これが大事!
daitana27.jpg(12015 byte)ホゾ穴彫りには十字型ストップ治具が活躍します。
daitana28.jpg(16860 byte)直線切り治具に十字型ストップ治具を両面テープで貼り付け削って行きます。6mmRのスパイラルビットで。
daitana29.jpg(12294 byte)いいんでない〜〜
daitana30.jpg(14759 byte)大きい方の棚の前には引き戸を入れるので、引き戸用の溝を2本掘ります。
こんなに長い6mm用の直線切り治具はないので、一考。
パターンビット用直線切り治具を使います。

下の溝は木端から18mmの場所に掘ります。6mmビットを使う場合は42mmオフセットさせればいいので、42+18で60mm木端からずれた所にパターンビット用直線切り治具を固定します。
上の溝は36.5mmの位置にしたので、42+36.5で78.5mmです。
daitana31.jpg(21071 byte)溝掘り開始!
daitana32.jpg(13638 byte)2本溝掘り終了。いい感じです!
daitana33.jpg(17397 byte)先ほど棚板に掘ったホゾ穴の角をノミでさらって四角くしました。
daitana34.jpg(7482 byte)スッと入ります。
daitana35.jpg(19212 byte)仮組みしてみました。上下逆さまです。
daitana36.jpg(19367 byte)棚板を受ける桟を作ります。
手押しと自動を使ってしっかり直線と矩を出しましたよ。
daitana37.jpg(17143 byte)桟完成。

今日はここまで。
天気もよく、充実した一日でした。
daitana38.jpg(23142 byte)2013年4月21日

昨日の続きを。

棚板受けの桟に下穴を開けます。
穴開けと面取りが一気にできるドリルの刃が登場。
daitana39.jpg(18347 byte)端材をフェンスとストッパーにしました。
どんどん穴開けできます。
daitana40.jpg(16856 byte)天板受けの棚板はポケットホールで取付けます。
ポケットホール治具登場。
daitana41.jpg(19799 byte)位置合わせにはベニヤ板を使います。これ、簡単確実です。
daitana42.jpg(15639 byte)いい感じ。
daitana43.jpg(19555 byte)次に、棚板受けの桟を取付けます。
位置決めには鋼尺を使ってきっちりと合わせます。
daitana44.jpg(17989 byte)3本取付け終了。
daitana45.jpg(18470 byte)さあ、いよいよ組んでいきます。
daitana46.jpg(17900 byte)天板受けは下に端材を当ててずれない様にしました。
daitana47.jpg(18717 byte)左の小さい棚完成。
daitana48.jpg(12934 byte)前は微妙に隙間が開いているところもありますね。
daitana49.jpg(15548 byte)右側の大きな棚の引出し部分を組み立てます。
ボンド塗り用シリコン刷毛が活躍。
daitana50.jpg(20835 byte)当て板を当ててしっかりと押さえます。

今日も楽しい1日でした。
daitana51.jpg(19169 byte)2013年4月22日

昨日に引き続き、木工3連チャン。
風がちょっと強かったのですが、暖かく、木工日和でした。

組立てますよ!
側板を下に敷いて、棚板をネジ止めしていきます。

手振れでブレブレです。
daitana52.jpg(20247 byte)仕切り板は矩を見ながらクランプで締め付けました。
daitana53.jpg(20703 byte)組立て終了!
daitana54.jpg(19170 byte)1.5mmRの丸面ビットで糸面取り。
daitana55.jpg(21061 byte)2つの棚を並べてみました。
いいんでない〜〜
daitana56.jpg(16642 byte)2013年4月29日

昨日札幌に帰って来たのですが、ゴールデンウイークだというのに最高気温が6〜7℃ぐらいのとんでもない寒さ。おまけに雨も降ってきて木工は断念しました。
今日も寒かったのですが、雨が上がったので、木工再開!

前面下部の目隠し板(洋書ではエプロンと言っているようです。和名は何でしょう?台輪とは違うような気がしますが・・・)を入れます。
daitana57.jpg(15394 byte)現物合わせで長さと幅を決め、きっちりと入る寸法に。
あとはボンドを付けてクランプでグイグイ締め付けます。
daitana58.jpg(15114 byte)大きな方は締め付けるのも大変です(笑)
daitana59.jpg(19882 byte)オスモのノーマルクリアで塗装しました。
多めに塗り、しばらく置いてからウエスで拭き取ります。ツルツルピカピカに仕上がりました。
daitana60.jpg(11139 byte)2013年4月30日

天板は最後に乗せるので、とりあえずは本体の完成とします。

記事が長くなってきたので、引き戸と引出し作りは別にまとめます。こちらからご覧ください。
   台所用整理棚(引き戸、引出し)