tobira401.jpg(10692 byte)2012年7月14日

以前かまち組みの扉の作業をまとめましたが、あれから治具も増え、最近は作業方法も変わっていますので、ここらで一度まとめておきます。

最初に横框にホゾを作ります。
自作罫引きで端から10mm弱の位置に罫書きます。
tobira402.jpg(10265 byte)10mm用ホゾ切り治具でホゾを削ります。
tobira403.jpg(11525 byte)肩口はかまち材を立てて削ります。
tobira404.jpg(11350 byte)厚さは適当に。
tobira405.jpg(11521 byte)ホゾ穴掘り治具登場。
tobira406.jpg(6772 byte)6mmのスパイラルビットを装着し、いま作った横框のホゾで位置合わせをします。
tobira407.jpg(8683 byte)一度掘ったらひっくり返してもう一度掘ります。これで正確にセンターにホゾ穴が掘れました。
この後、角をノミで整えてホゾ穴完成です。
tobira408.jpg(14247 byte)鏡板を入れる溝を掘ります。ホゾ穴掘り治具をフェンスにして掘りました。
tobira409.jpg(11626 byte)鏡板の板矧ぎ。板厚は12mmです。

ネットで購入してあったタイトボンドVを初めて使ってみました。粘度が低く、塗りやすいですね。
tobira410.jpg(9436 byte)鏡板の加工です。
先ずは四方を厚さ6mm、長さ5mmに削ります。
tobira411.jpg(8697 byte)鏡板加工のキモは9.5mmRのコアボックスビット。
tobira412.jpg(8772 byte)パターンビット用直線切り治具を今削った角から45mmの位置に固定します。
tobira413.jpg(6960 byte)コアボックスビットでひと削り。
小口側だけ削ったところです。
tobira414.jpg(7962 byte)木端側も削り加工終了。
柔らかいカーブがいい感じですね。
tobira415.jpg(9160 byte)仮組みしてみました。
tobira416.jpg(6918 byte)角の部分のアップ。
もっとカーブのRが大きいほうがかっこ良く見えますが、手持ちのビットではこれで精一杯です。私としてはけっこう気に入っています(笑)