2008年5月20日 姪っ子用の机の次はキャスター付きワゴンです。 板矧ぎをしてランダムアクションサンダーで目違いを取る時に#80のサンディングペーパーで削っているのですが、円状のスクラッチ傷がどうしても付いてしまいます。#120ではなかなか削れなくて時間ばかりかかります。今回、#100のサンドペーパーを見つけたので試してみました。 | |
良く削れたのですが、やはりスクラッチ傷が出ますね・・・ | |
とかやりながらも、本木取り終了。 | |
底板は片胴ホゾで。 罫引きで切れ目を入れてホゾ穴掘り治具で片胴ホゾを掘ります。 | |
ささくれもなく、いい仕上がり。 | |
ホゾ穴は分割削りベースプレートで掘ってみました。 | |
6mmのスパイラルビットと直線切り治具を使います。最初は+2mmの面で掘り、2度目は+−ゼロの面で。これで8mmのホゾ穴が掘れました。 | |
ピタリと嵌ってます(^_^)v | |
天板受けはかまち組みで。長さ10mmのホゾで組みました。 | |
ホゾ穴はホゾ穴掘り治具で。 | |
天板受けをポケットホールで取付け。 | |
底板をボンドで留めます。クランプ総動員。本当は当て板をしたほうがしっかりと締まりますが、考えもなくクランプ当ててます(汗) | |
スクラッチ傷がどうしても気になります。ふと思いついて普通のサンドペーパーと同じ様にサンドペーパー同士擦り合わせて表面を均してみました。新品だとどうしてもサンドペーパーの粒子がとがっているので、それでスクラッチ傷が付きやすいのかと・・・ | |
さっきと同じ様に#100を使ってみましたが、今度はほとんど削れません(汗) #80を同じ様に擦り合わせてやってみると、まずまずの感触。スクラッチ傷もだいぶん目立たなくなりました。 次回はこれで目違いを削って見ますね。 | |
仮に天板を置いてみました。 | |
2008年6月1日 次は引出し。 今回は材を最終板厚より1mmぐらい厚く自動をかけ、板矧ぎしてから最終板厚にしました。材が自動カンナのかかる幅以下であれば、このやり方がいちばん簡単。そうは分かっていてもいつも一気に最終板厚まで削ってしまってます(汗) | |
水引きして乾燥中。今日はここまで。 ここの所ず〜っと寒いです。今日はおまけに昼から雨模様。秋・冬に着ている厚手のジャンバーを着ての作業でした。夏よ早く来いっ!! | |
2008年6月4日 今日からYOSAKOIソーラン祭り。天気も良くていい初日です。 さて、引出しの続き。材の幅を揃えます。自動カンナに通る幅であれば自動カンナで幅決め。それ以上は手持ち丸ノコと直線切り治具で | |
ホゾは8mm長さの片胴ホゾ。自作の罫引きで罫書きます。 | |
ホゾ穴掘り治具でホゾ切り。ビットは19mmストレートビット。ホゾの厚さは6mm。材の向こう側には当て板を当ててむしれを防いでいます。 | |
肩口もホゾ穴掘り治具で削ります。この後角を丸めてホゾは完成。 | |
次はホゾ穴。同じくホゾ穴掘り治具で。ビットは6mmスパイラルビット。 | |
2008年6月17日 引出しの組み立て。この後、本体と天板の塗装をやって今日はここまで。 | |
2008年6月24日 腰痛もだいぶ良くなってきたので、ワゴンの続きを。 底付けのスライドレールを取付けます。引出し側の金具を底からビス止め。最初、下穴を開けないでやったら、割れてしまいました(汗) | |
説明書に従い、引出しの底から11mmの所にビス止めのラインを引きます。 | |
本体に取付ける金具は2mm奥に取付けます。 | |
ここで失敗!一番上の引出しが入りません(汗) 説明書を良く見ると天板から16mmの余裕が必要でした。金具を約10mm下げて取付け直しました。 | |
どうにか3段分取付け終了。 | |
引出しを入れてみました。 | |
天板をビスで固定。 あとは飾り前板を面取りして取付けるだけですが、腰の為には無理は禁物。今日はここまでにしておきます。 | |
2008年6月30日 腰もだいぶん気にならなくなってきました。無理な姿勢で力を入れなければ大丈夫でしょう。天気もいいので、今日は完成させますよ! 飾り前板の面取り。両側を赤のビット3mmR、天地を白のビット1.5mmRで。 | |
木口は念入りにサンダーがけします。手で触ってつるつるになるまでかけると、塗装が染み込んで色が濃くなることが無くなります。 この後、塗装。塗装が乾いたら飾り前板をコーススレッドで取付けます。 | |
底板にキャスターを取付けて・・・ | |
完成です。 取っ手は飾り前板の上から1:1.62の位置に取付け。見た感じがいちばん落ち着く場所、黄金比率です。 | |
引き出してみました。 | |
この前作った机にピタリと収まりました(当たり前か・・・) 姪っ子も「何を入れるかな〜〜」なんてルンルンしてました。それを見ただけで作った者としては大満足です(^_^)v 机とワゴンの色の違いがわかりますか?机を作って3ヵ月。こんなに焼けて色目が付いてくるのですね。ワゴンもそのうちいい色になって来る事でしょう。 |