chest646.jpg(4215 byte)2012年1月30日

記事が長くなったので、ここから新しくしました。
本体編はこちらをご覧ください。

引出しの図面。クリックで大きくなります。
chest647.jpg(12220 byte)引出しの部材を1×6から切り出し終了。
chest648.jpg(12532 byte)1面と両木端を手押しをかけます。
800mm以上もある材は工房から飛び出しています(笑)

天気はいいのですが、お昼現在でも気温は−7度ぐらい。この後板矧ぎの予定でしたが、寒さに耐え切れずここまでにしました。
chest649.jpg(13010 byte)2012年2月4日

今朝、旭川から帰って来ました。早速工房の屋根の雪下ろしをしました。かなりかかるかと思ったのですが、30分ぐらいで終わり、ラッキー!
体も適度に温まったところで板矧ぎ開始です。

クランプが足りず、一度に全部矧げないので、まずは短い材を。明日、続けて長い材も板矧ぎする予定。
電気ストーブを点けて工房天井の温度が5℃ぐらい。どうにかボンドは固まりそうです。
chest650.jpg(10934 byte)2012年2月5日

お昼の温度は−3℃ぐらい。天気がいいので久しぶりに暖かな1日です(^_^)

長い材の板矧ぎをしました。表と裏から均等にクランプをかけてバランス良く。
chest651.jpg(13330 byte)2012年3月9日

先月は大雪の影響で何度もJRが不通に。お陰で札幌に帰って来れなくなったり、帰って来てもとんでもない寒波にやられ、工房にこもる元気が出なかったり・・・
でも、3月になったらようやく暖かくなって来ましたよ〜〜!
そんなこんなで1カ月ぶりの木工です。

1×6材3枚を矧いだ材を200mmぐらいの幅2枚に。どういうふうに木取りするのだったかすっかり分からなくなっていて、ちっとも作業が進みません。図面はしっかりと書いておないとダメですね。
chest652.jpg(14066 byte)自動で分決め。木くずまみれです(汗)
chest653.jpg(9062 byte)15mmを目標にしました。室内で乾燥させ、水引きして削る分を考えてちょっと厚めにしました。

カーボンのデジタルノギスは材を傷つけることもなく使いやすいですよ!
chest654.jpg(9411 byte)2012年3月25日

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今年はまだ雪がたっぷりと残っています。今日もさらっと雪が降りました(汗)
そんな寒さの中、久しぶりの木工です。

水引きして室内で乾燥中。
廊下を占拠しています(笑)
chest655.jpg(14090 byte)オービタルサンダーでサンディング。#180、#240、#400と番手を上げて行きました。
ツルツルピカピカに仕上がりましたよ〜〜!

FineWoodWorking誌に「サンディングする時は30cmを8〜10秒かけなさい」という記事が出ていたので、今回はそれに倣って力をかけつつゆっくりと進めました。
端から端まで一度サンディングするだけでしっかりと磨けています。これはいいかも。でも、腕がパンパンになるなぁ・・・
chest656.jpg(13200 byte)2012年3月26日

昨日の続き。
丸ノコと直線切り治具で幅決めします。

ちょっと幅広めに切って自動で最終幅に削ると美しく仕上がるのですが、今回は幅広すぎて自動にかからず。丸ノコで切った状態で終了にします。
chest657.jpg(10913 byte)直角切り治具で両端を切って長さを決めます。
chest658.jpg(11050 byte)本木取り終了。けっこうな量でした。
地味な作業はようやくこれで終了です!
chest659.jpg(8526 byte)
次はホゾを作ります。

自作の罫引きで10mmのホゾを罫書きます。
chest660.jpg(8281 byte)片胴ホゾに近い形にするので、多く削る方にシャープで線を引いて印をつけておきます。
私の場合、これをしないと必ず間違います(汗)
chest661.jpg(9713 byte)10mmのホゾはよく作るので、ホゾ切り治具も専用のものを用意してあります。
chest662.jpg(8779 byte)これを取付けてひと削り。
chest663.jpg(10816 byte)1度目は1mmぐらいの深さを削るだけにしておきます。こうすると削った肩口がきれいになります。
奥には当て板を当てると欠けもなく綺麗に仕上がりますよ。
chest664.jpg(10956 byte)ホゾの完成。
ホゾが中心になくても四方胴付きホゾでいいんでしょうか?なんと呼べばいいのかどなたか教えていただけませんか?

今日は久しぶりに昼飯と買い物を挟んで午前と午後びっしりと木工が出来ました。木工はやっぱり楽しいですね!
まだまだ寒さは収まらず、1日工房にこもっていると体が冷え切ります。最近のアフター木工の楽しみは近くのスーパー銭湯。体の芯から温まりますよ〜〜!
銭湯とビールのために木工やってるような気も・・・(笑)
chest665.jpg(6385 byte)2012年3月31日

昨日のプロ野球開幕戦、斎藤佑樹の力強いピッチングは圧巻でしたね!
正直、あまり期待していなかったので、その分テレビの前で大声で叫びまくってました(^_^)

木工の方は昨日と今日、2日間の成果です。
前回のホゾに続き、今回はホゾ穴掘り。この前購入したチタンコートのエンドミルを使いました。音も静か、切れ味抜群です!
chest666.jpg(10014 byte)底板を入れる溝掘り。ホゾ穴堀り治具をフェンスにして使います。
chest667.jpg(6838 byte)次にホゾ穴掘り。
エンドミルはアップカットなので、ホンの少しだけささくれが出ます。
chest668.jpg(7345 byte)あ〜〜!今回もやってしまいました(汗)
向板用のホゾ穴は長過ぎました。墨付けする前は、意識していたのですが、ころっと忘れて前板のホゾ穴とおなじ寸法に・・・

ちょっとメゲましたが、いつもの事なので立ち直りは早いです(笑)
端材で埋めました。
chest669.jpg(6645 byte)ホゾ、ホゾ穴、底板用溝の加工終了。
chest670.jpg(11551 byte)前板の下側をほんの少しだけ削ります。
chest671.jpg(7965 byte)前板の下部がほんの少し引っ込み引出しの出し入れがスムーズになります。
chest672.jpg(7557 byte)仮組みして入れてみました。下の引出しはちょっと高さがキツめだったので、ひと削りして微調整。
chest673.jpg(13820 byte)組立てます。
今回は当て板を当ててみました。
やっぱりしっかりときれいに締まりますね。これからはクランプする時は当て板を使う様にします。

さぁ〜〜!まもなく開幕戦2戦目が始まります。
ファイターズ、応援しますよ〜〜!
chest674.jpg(12922 byte)2012年4月30日

いや〜〜、一気に暖かくなりましたね。今日は25℃の夏日でした。焼肉やりたいですね〜〜

なんて思いながら、引出しの飾り前板の木取り。
1×6材を長さ915mmにカット。片面だけ手押しをかけて6枚を板矧ぎ。飾り前板3段分、いっきに矧ぎました。
気温も上がってきたのでボンドの乾きが早くちょっと焦りました(汗)
chest675.jpg(12011 byte)使う幅に切り、自動で分決め。水引きしてサンダーをかけました。
今日はここまで。
久しぶりの木工は、段取りが悪く、なかなかスイスイ進みませんねぇ〜〜
chest676.jpg(10018 byte)2012年5月1日

今日も25℃を超え、夏日。昼間1時間ぐらい散歩しましたが、バテ気味でした(汗)

飾り前板を室内で乾燥させている間に引出しの底板を入れます。
3×6判から切り出します。ポカポカ陽気の中、久しぶりに屋外木工。気持良か!
chest677.jpg(9012 byte)向板側から差し込みます。
chest678.jpg(9635 byte)いいんでない!
chest679.jpg(7344 byte)2012年5月4日

飾り前板の引き手の加工をします。
2枚のテンプレートとディッシュビットが主役。
詳しくはこちらをご覧ください
chest680.jpg(6858 byte)加工終了。裏側です。
chest681.jpg(6862 byte)表側。
chest682.jpg(9608 byte)四辺を10mmRの丸面ビットで面取り。
ちょっと浅めにしました。
chest683.jpg(9894 byte)水引きして今日は終了。
加工した結果が目に見える作業だったので、すごく楽しい1日でした。
完成までもう少し。一気に行きますよ!
chest684.jpg(8005 byte)2012年5月5日

仕上げのサンディングです。平らな部分はオービタルサンダーで。細かいところはサンディングブロックと3つ折りにしたサンドペーパーで。#180、#240と番手を上げました。
仕上がりの美しさはここにかかっているのでかなり丁寧にやりましたよ。
chest685.jpg(10234 byte)ウレタンニスで塗装。
ツルツルに仕上がりました。
chest686.jpg(11665 byte)2012年5月7日

天板の取付け。
100均のグニャグニャアダプタが大活躍。
chest687.jpg(11249 byte)取付け完了です。
chest688.jpg(10993 byte)飾り前板を取付けて行きます。
スペーサーにはトランプを使いました。これ、いいですね!

写真は取付け後に撮影しましたが、実際は右手で飾り前板を押さえて、裏から引出しを押し出してコーススレッド留めして・・と、なかなか忙しい作業です。何度も失敗しながらどうにか全て取付けできました。
助手がいて引出しを裏から押し出してくれるとすごく楽なんだけどな・・・
chest689.jpg(6739 byte)背板を付けて完成です!

本体を作り始めたのが去年の11月。半年もかかってしまいました。ちょっと楽しみすぎ?(笑)
chest690.jpg(7651 byte)引出しを出してみました。
chest691.jpg(7508 byte)斜めから。
足のデザインが気に入っています。