chest601.jpg(7587 byte)2011年11月6日

いつものご近所さんから、引出し付きチェストと同じデザインで3段チェストを頼まれました。

ひさしぶりの大物です。
これは楽しめそうですね〜〜!

図面。クリックで大きくなります。
chest602.jpg(11288 byte)桟に使う材を切り出し中。幅は57mmぐらい。
こういう作業はバンドソーが安全、正確。
chest603.jpg(12174 byte)天板と側板の材を切り出し、平面出し。
手押しのブレードを交換したので、スイスイ進んで気持ちいい!
chest604.jpg(12270 byte)自動で分決めした後板矧ぎ中。
地味な作業はしばらく続きます。
chest605.jpg(13637 byte)2011年11月7日

昨日の続きを。
側板などを板矧ぎし、乾燥待ちの間に桟のかまち材の木作りです。
手押しをかけ、自動で厚さを揃えます。
chest606.jpg(11471 byte)最後に自動で幅決め。
chest607.jpg(10299 byte)今日の成果。
左から桟のかまち材、底板の材、板矧ぎした天板と側板です。

午後から半日、久しぶりに手押し、自動を使いました。
私、こういう単純作業って嫌いじゃないんですよね。無心になれます(笑)
chest608.jpg(10192 byte)2011年11月13日

横桟の材にホゾを作ります。長さ10mm。
10mm用のホゾ切り治具を使います。
chest609.jpg(12000 byte)肩口はこの様に材を立てて削ります。
chest610.jpg(12003 byte)ホゾ穴は6mmのスパイラルビットで掘る予定。ホゾの厚さは6mm以上あればいいので、今回は9.4mmぐらいにしました。
chest611.jpg(9303 byte)四方胴付きホゾ完成。
chest612.jpg(7743 byte)続いてホゾ穴。作ったホゾに現物合わせで作ります。
長さ方向のみ墨付け。
chest613.jpg(13300 byte)ホゾ穴堀り治具登場。
ビットは6mmスパイラルビット。
chest614.jpg(12515 byte)こんな感じで材を挟み込んでホゾ穴を掘って行きます。
材を挟んでいるので、暴れたりせず安心、安全です。
chest615.jpg(6087 byte)1度目。
chest616.jpg(5889 byte)ひっくり返して2度目。
センターに正確にホゾ穴を掘れます。
chest617.jpg(7547 byte)何度かやって掘り込み終了。
chest618.jpg(8687 byte)角をノミで整えてホゾ穴完成です。
段差なくピタリと収まりました。
chest619.jpg(10533 byte)2011年11月16日

昨日から冬型の天候。平年に比べて超遅いのですが、初雪も降りました。
工房の温度は昼間でも5℃。さっぶ〜〜!
電気ヒータを引っ張り出して来て暖房をつけながらちょっとだけ木工です。

桟のかまちを組みました。
chest620.jpg(12193 byte)クランプで締めたらすぐに外してストレスがかからないようにしましたが、捩れなどはなくいい感じ(^_^)v
chest621.jpg(12053 byte)2011年11月17日

朝起きたらドカ雪が降っていました。
寒さに負けず、ちょっとだけ木工。

河怡(かわよし)で板矧ぎした材の目違い取りです。
chest622.jpg(11934 byte)鉋で仕上げられる腕がないので(汗)サンダーがけして仕上げました。

下にはウレタンマットを敷いています。ズレない様に両端を当て板とクランプで固定してあります。これ、すっごくいいですよ!
chest623.jpg(11750 byte)サンダーがけのダレが少ないかなと思い、桟もかまちに組んでからかけてみました。
効果は不明ですが、安定してかけやすかったです。
chest624.jpg(9263 byte)2011年11月28日

一番上の段の引出しには仕切り板とガイド板を付けます。これらにホゾを作ります。

まずは仕切り板。10mmホゾ切り治具で。
chest625.jpg(12034 byte)ホゾ穴堀り治具を取付けたトリマーをクランプで固定。
簡易トリマーテーブルにしました。

ふと思いついて今回はじめてやってみましたが、小物を削るにはなかなかいいかも。刃が表に出るので、安全には気を付けなければいけませんね。
chest626.jpg(13223 byte)ガイド板を削ります。
押し棒は消しゴム付き鉛筆。滑らずうまく押せます(^_^)v
chest627.jpg(9280 byte)仕切り板とガイド板完成。
chest628.jpg(12535 byte)次は、これらを入れるホゾ穴です。

6mm用直線切り治具を当て、まずは奥の方、ガイド板を入れる溝を掘ります。

6mmビットはmonotaroから購入したチタンコーティングのエンドミルを使ってみました。音も小さく、サクサク削れました。
chest629.jpg(12385 byte)続けて手前の仕切り板用ホゾ穴です。

直線切り治具を動かしていないので、仕切り板とガイド版はピタリと一直線になるはずですよね。
chest630.jpg(7825 byte)ホゾ穴堀り終了。
この後ノミで角をさらいます。
chest631.jpg(10076 byte)仮に入れてみました。
思惑通り、ズレなくピタリと収まりました(^_^)v
chest632.jpg(11632 byte)2011年12月8日

師走に入り、家の大掃除などやる事山盛りで、夕方ようやく時間が取れました。4時頃からボチボチと始動。

ポケットホールの穴開けです。
6mmのベニヤを当てて端からの位置決め。
chest633.jpg(9397 byte)1辺に4カ所開けました。

本当は一気に組み立てたかったのですが、シンシンと寒くなって来て、切れのいい所で退散しました。
ここ1〜2年ぐらい、極端に寒さに弱くなってきています。トシのせいだとは認めたくない・・・(汗)
次回からはダルマの様に着込んでやりますね!
chest634.jpg(9822 byte)2011年12月12日

さ〜て、一気に組立て・・・と行きたかったのですが、側板に足を作っていなかったのが発覚。組んでからでは面倒なので、気づいてよかった・・・

という事で、墨付けしたら墨線の2〜3mm外側をジグソーで切断。
角の部分はトリマーのRが付くのでそれを見込んで切り過ぎないようにします。
chest635.jpg(11909 byte)19mmのパターンビットとパターンビット用直線切り治具で仕上げ削り。
chest636.jpg(10080 byte)足の部分も削ります。
chest637.jpg(7037 byte)完成。いい感じでしょ!
chest638.jpg(9592 byte)さあ、いよいよ組立てです!

墨線に添って当て板を当てて、桟がズレない様にしてみました。
chest639.jpg(10553 byte)ピタリとズレなく取付けられ、気持ちいいです。

湿度で伸縮しても桟の前面はズレない様に、前側1/3ぐらいはボンドで固定してみました。
chest640.jpg(12881 byte)こんな感じで順番に取付け。
chest641.jpg(12248 byte)ちょっと時間がかかってしまいましたが、どうにか組立て終了。本日ここまでです!
chest642.jpg(11593 byte)2011年12月24日

年末大掃除の隙間にちょっとだけ続きを。
前面、側面の糸面取りをして、#240のサンドペーパーで仕上げのサンディング。
出来れば塗装までやってしまいたかったのですが、工房に置いてあったウレタンニスが寒さで固まっていて、塗装はできませんでした。残念・・・
chest643.jpg(11954 byte)2012年1月15日

すっかり年が開けてしまいましたが、今年もよろしくお願いします。
今日、ようやく今年初木工です。寒さで重い腰がなかなか上がりませんが、どうにかがんばりますね!

ホームセンターでウレタンニスを購入。そのままでは寒さで硬くなり塗りにくいので、薄め液で15%ぐらい薄めました。塗料を混ぜるとシャブシャブした感じです。
chest644.jpg(10555 byte)裏から塗装開始。
chest645.jpg(12357 byte)ひっくり返して1度目の塗装終了。しばらくこのまま乾燥させます。
2〜3回ぐらい重ね塗りの予定。

2012年1月29日

寒さで重い腰がなかなか上がりません(汗)。しばらくぶりの木工です。
2度目の塗装をしました。これで十分乾燥させて塗装は終了にします。

記事が長くなったので、引出し作り以降は別にしました。
こちらをご覧ください。