lowtable01.jpg(13794 byte)2015年1月18日

友達から洗濯機横作業台といっしょにローテーブルも頼まれました。
洗濯機横作業台はほぼ完成したので、ローテーブルを作り始めました。

今日は冬の嵐で雪かきに追われましたが、どうにか工房も掘り出せたので、ちょっとだけ木工ができて充実の1日でした。

図面です。クリックで大きくなります。
lowtable02.jpg(51601 byte)今回は2×4材がメイン。
材が足りないので、いつものホームセンターに買いに行きました。
とんでもない高価格になっていました。以前の1.5倍です。
ついでに雑貨も買ってきましたが、こちらも値上がりしていました。なんでも上がって庶民には厳しいご時世になってますね〜〜!!

丸ノコと直角切り治具で2×4材を荒木取り。
lowtable03.jpg(54923 byte)左が天板用、右が足用の材です。
これから手押し、自動で厚みを決め、板矧ぎをします。

本日はここまでです。
lowtable04.jpg(54147 byte)2015年1月24日

部材の板厚を揃えます。

最初に手押しで基準面出し。
lowtable05.jpg(52497 byte)天板の厚さは25mm。2×4材はそのままでは厚すぎるので、バンドソーで27mmぐらいに挽き割りしました。
基準面をフェンス側にして、端材の押し棒でしっかりと抑えます。

奥の作業台とバンドソーのテーブルの高さを揃えてあるので長い材も安定して挽き割り出来ます。

薄い方の材は9mm厚ぐらいあります。キャビネットなどの背板には使えそうなので、取って置く事にしました。こうしてどんどん端材が溜まって行くのですよね(笑)
lowtable06.jpg(60657 byte)2015年1月25日

昨日の続きを。

自動で厚みを揃えます。板矧ぎしてから最終の厚みにするので、仕上がり厚さプラス1〜2mmに。
lowtable07.jpg(36979 byte)死節が抜けてしまったので、目立たない様に端材で埋めます。
lowtable08.jpg(49005 byte)まずはトリマーで削ります。
6mmのエンドミルと十字型ストップ治具、スペーサーで。
lowtable09.jpg(37877 byte)角はノミでさらいました。
lowtable10.jpg(40363 byte)仮に埋め木を入れてみました。木目もそこそこ揃っていて、いいんでない〜〜!
lowtable11.jpg(36635 byte)2015年1月28日

埋め木の出っ張りを鉋で削りました。
自動でもう一度削るので、もう少し目立たなくなると思います。まずまずでない?
lowtable12.jpg(53757 byte)天板は910mmあるので、手押しでは矧ぎ面を仕上げる自信がありません。パターンビットとパターンビット用直線切り治具で。
lowtable13.jpg(52952 byte)板矧ぎ開始。
自動カンナにかかる330mm以下になるように1回めの板矧ぎ。この後、仕上がり厚さにしてからもう一度板矧ぎして幅を決めます。

外気温は−5℃ぐらい。工房内は電気ストーブを焚いて+5℃ぐらい。ホワイトボンドはどうにか固まる温度です。
それにしてもシバレルな〜〜!
lowtable14.jpg(57809 byte)2015年2月1日

自動で板厚を決め、再度板矧ぎ。
足2枚と天板。天板は900×600mm。でかいですね〜〜!
lowtable15.jpg(42687 byte)丸ノコで長さと幅を決め、本木取り終了。
左から、足2枚、天板、棚板。
lowtable16.jpg(49981 byte)先日作った15mm専用のホゾ作り治具登場。
lowtable17.jpg(43439 byte)向こう側に当て板を当て、削っていきます。
lowtable18.jpg(49521 byte)ホゾの厚さは適当に。
lowtable19.jpg(35561 byte)肩口もバッチリ決まりました。
lowtable20.jpg(49568 byte)足に棚板を入れるホゾ穴を掘ります。
6mmのエンドミルと直線切り治具、十字型ストップ治具で。
lowtable21.jpg(46982 byte)端材で2mmのシムを作り、ベースプレートに当てて削りました。次にシムを外して掘れば8mmのホゾ穴が掘れます。
lowtable22.jpg(44098 byte)仮組みしてみました。
ホゾの長さが15mmなので、しっかりと入って安定しています。いいんでない〜〜!
lowtable23.jpg(44594 byte)2015年2月4日

強力な寒気が北海道に入り込み、今朝は今年一番の寒さ。
旭川ではなんと−22℃。札幌でも−9.7℃になりました。さぶっ!

工房内の温度計は−3℃。厚手の靴下を履いて防寒対策万全で前回の続きを。
もちろん電気ストーブも大活躍です。
lowtable24.jpg(55052 byte)天気が良かったので、入り口にビニールを貼ると室温はどんどん上がり、+10度ぐらいになり、気持ち良く作業が出来ました。

水引きしてサンダーがけ。
自動カンナでの逆目掘れがけっこう出ていたので、#120で強力に削り、#180で仕上げ。
かなり綺麗にはなったのですが、#120のペーパーでの細かい傷が付いてしまい、なかなか取れません(汗)
もう一度水引きして#180をかけてみようと思います。

本日ここまで。体力を使った1日でした(笑)
lowtable25.jpg(58992 byte)2015年2月7日

#120の細かい傷は再度水引きして#180をかけるとほぼわからなくなりました。よかった・・・

足の底をほんの少し削り、安定して立つ様にします。
19mmのストレートビットと、直線切り治具、十字型ストップ治具で。
lowtable26.jpg(48115 byte)いいんでない。
lowtable27.jpg(46788 byte)6mmRの丸面ビットで面取り。
lowtable28.jpg(42853 byte)天板の角を丸めます。
30mmRのテンプレートとパターンビットで。
lowtable29.jpg(51997 byte)6mmRの丸面ビットで面取り。
lowtable30.jpg(42785 byte)さて、いよいよ組み立て開始!
軽〜くRの付いたクランプ用当て板でしっかりと締め付けます。
Fクランプを当て板の受けにして、落ちない様にしました。助手がほしいですね(笑)
lowtable31.jpg(49924 byte)しっかりと締め付けました。
lowtable32.jpg(54395 byte)ポニークランプの長さがギリギリで、なかなかうまく締める事が出来ず、もたもたしてしまいましたが、どうにかこうにかうまく行きました(汗)
冬でボンドの乾燥が遅かったので助かりました。
lowtable33.jpg(48148 byte)2015年2月8日

完成が見えてきました。俄然やる気が出てきますね!

天板に足を取付けるホゾ穴を掘ります。
19mmのストレートビットと直線切り治具、十字型ストップ治具で。
lowtable34.jpg(51494 byte)トリマーのベースプレートには転び止めの端材を貼り付けてあります。これがあると安定して削れます。
lowtable35.jpg(54292 byte)組み立てます。
昨日はクランプがうまく行かずにもたついたので、今日はしっかりシミュレーションしてから締め付けました。
lowtable36.jpg(52690 byte)作業台中央の隙間は普段、角材で埋めてあります。今回は外して隙間にポニークランプを入れ、天板のセンター部分をしっかりと締め付けました。

めったに使わない隙間ですが、付けておいて正解でした(^_^)v
lowtable37.jpg(43376 byte)2015年2月11日

今日も寒いですが、一気に完成させますよ!

オスモのノーマルクリアで塗装。
大物なので、塗りがいがありましたよ(笑)
lowtable38.jpg(32684 byte)完成です。
足が30mm厚、天板が25mm厚なので、どっしりしていて安定感があります。
lowtable39.jpg(44470 byte)午後に届けて来ました。早速写真を送ってくれたので、紹介します。

明るい居間に馴染んでますね。