sentakudai01.jpg(18675 byte)2014年12月11日

大きめベンチを友達の家へ納入がてら、何時間もダベリング(汗)。
その中で、洗濯物を取り込んでその場でたたむ台がほしいとの話に。
早速寸法を測ってきました(笑)。
洗濯機の横に置くとの事で、洗濯機横作業台と命名。

壁の暖房パネルを避けるので天板は不定形です。

図面です。
クリックで大きくなります。
sentakudai02.jpg(49816 byte)荒木取り。
幕板、桟の材はバンドソーで幅を仕上がり寸法より広めにカット。
sentakudai03.jpg(54170 byte)手押しで基準面出しと木端の矩出し。
sentakudai04.jpg(64128 byte)自動で厚みと幅を決めました。
sentakudai05.jpg(43530 byte)荒木取り終了。
奥から天板4枚、足4本、幕板・桟の材です。

地味な作業で、おまけに寒かったけど、仕上がった材を見るとにんまり。充実の1日でした。
sentakudai06.jpg(45670 byte)2014年12月14日

今日は衆議院選の投票日。早朝にみんなで投票所へ行き、続けて木工。
東北、北陸方面は大雪で大変そうですね。北海道上空にも真冬並みの寒気が入り込み、札幌は−8℃。工房の中も−3℃ぐらいで、電気ストーブを焚きながらの作業となりました。さぶっ!

ホゾを作ります。自作の罫引きで四方を罫書きます。
sentakudai07.jpg(38550 byte)先日買ったパターンビット。刃長が5mmと短いので使いやすいです。
sentakudai08.jpg(49786 byte)15mm用のホゾ切り治具でホゾを作りましたが、治具の安定が悪く、ホゾの厚さが安定しません。困ったな・・・
sentakudai09.jpg(42650 byte)方針転換してホゾ穴堀治具をフェンスにして使いホゾを作る事にしました。
sentakudai10.jpg(52651 byte)こんな感じでホゾを作ります。実際には材の向こう側に当て板を当てて削りました。端のむしれが出ないのでいいですよ。
sentakudai11.jpg(47779 byte)肩口はそのままでは安定して削れないので、2×4の端材をガイドにしました。

手前のガイドと向こうの材の木口をホゾ穴掘り治具のヘリに当てて面一にします。
sentakudai12.jpg(46300 byte)そのまま押さえて削っていけば安定して削れます。
sentakudai13.jpg(42051 byte)こんな感じで削れました。
sentakudai14.jpg(40054 byte)すごく綺麗に削れています。段差が全く出ていません(^_^)v
この次からもこの方法で削る事にしましょう!
sentakudai15.jpg(36917 byte)続けてホゾ穴掘り。
ホゾ穴を掘るおおよその場所とホゾ穴の両端の位置を墨付けします。
●印は基準面です。こちら側を基準にしてホゾ穴を掘ります。
sentakudai16.jpg(45725 byte)ホゾ穴掘り治具をセット。
sentakudai17.jpg(48478 byte)材を挟み込んで掘って行きます。
今回は15mmと深いので、4回ぐらいに分けて慎重に。
sentakudai18.jpg(50036 byte)足の幅が広い方はホゾ穴掘り治具で挟めなかったのでフェンス1枚で押し付けて掘りました。
ちょっとでもブレるとホゾ穴が広がります。なかなか難しい・・・
sentakudai19.jpg(33996 byte)先日砥いだ6mmのノミの切れが良くありません。ちょっと手こずりながらもどうにかホゾ穴完成。
sentakudai20.jpg(54139 byte)仮組みしてみました。いいんでない!
作業台の下にものが入れられる様に手前の下側の桟は付けませんでしたが、これでも強度的に問題なさそうです。
sentakudai21.jpg(63813 byte)2014年12月16日

今日の午後から明日、明後日ぐらいまで何年かに一度の大荒れ、猛吹雪の予報。買い物もできないぐらいだそうなので、早めに買い物を済ませて、午後から木工。

水引きしてサンディング。#180、#240と2段階です。
sentakudai22.jpg(55646 byte)面取り。足は6mmR、幕板、桟は1.6mmRの丸面ビットで。
sentakudai23.jpg(46615 byte)組み立て開始!。対角線をメジャーで測って矩を確認しました。
sentakudai24.jpg(49244 byte)2014年12月21日

昨日の最高気温はプラス7℃。夜中からじわじわと気温が下がり、今日の昼はマイナス5℃まで下がりました。
いったん解けた雪が凍り付いて車道も歩道もスケートリンク状態。転ばないように気を付けて歩きました(汗)

寒さに負けず、天板の板矧ぎです。
工房の中はかろうじてプラス3〜4℃ぐらいあるので、ホワイトボンドの接着力は大丈夫でしょう。
sentakudai25.jpg(55144 byte)2014年12月30日

年末の買い物の合間にちょこっとだけ木工。

本体を組み立てました。
逆さにして作業台の上でクランピング。足の矩には気をつけました。
sentakudai26.jpg(36670 byte)天板は矧いだところの目違いが少しあったので鉋をかけました。
刃の出がちょっと多かった様で少し引っかかり気味。鉋がけは難しいですね・・・
sentakudai27.jpg(41117 byte)2015年1月3日

皆さん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いしますね!

天板奥の切り欠きを作ります。
コの字型なので、丸ノコはパス。ジグソーで切り抜き、トリマーで仕上げる事にしました。

角はこの様に三角に切り落とし、横に刃を進めました。
sentakudai28.jpg(51920 byte)墨線の1mmぐらい内側を切って行きます。順調、順調。
sentakudai29.jpg(51717 byte)切り抜き終了。
sentakudai30.jpg(53620 byte)6mmのエンドミルと直線切り治具、十字型ストッパーで仕上げます。
sentakudai31.jpg(51120 byte)エンドミルなので、木口も綺麗に削れます(^_^)v
sentakudai32.jpg(47408 byte)削ったままでサンドペーパーをかけていませんが綺麗です。いいんでない〜〜!
sentakudai33.jpg(44299 byte)2015年1月5日

形がだいぶん見えてきました。完成に向かって突き進みますよ〜〜!

天板に仕上げの水引き、サンダーがけ後、角を丸めました。15mmRのテンプレートとパターンビットで。
この後、糸面取りをして天板完成です。
sentakudai34.jpg(47919 byte)隅木を作ります。詳しくは隅木の下穴開けを御覧下さい。
今回はフェンスとストッパーを設置。この方が簡単にしっかりと開けられますね。
sentakudai35.jpg(46954 byte)うまく開けられました。
sentakudai36.jpg(39207 byte)天板がしっかりと幕板に密着する様に隅木はほんの少し下げて取付けました。
sentakudai37.jpg(49966 byte)長手側の幕板のセンターにも天板受けのコマを取付けました。
sentakudai38.jpg(47280 byte)塗装開始。オスモのノーマルクリアです。
本体と天板は別々に塗装して、最後に合体させます。
本日これまで。冬場なので、次回作業まで十分に乾燥させます。
sentakudai39.jpg(36514 byte)2015年1月13日

洗濯機の横に置くので、水がかかる可能性があります。
耐水性を高める為、自家製の蜜蝋を塗りました。
sentakudai40.jpg(47719 byte)2015年1月18日

昨日から今日にかけて北海道は冬の嵐で猛吹雪。雪かきでヘトヘトです(汗)

こんな日は温かい室内で軽作業を。
本体に自家製蜜蝋を塗りました。よく伸びて塗りやすいです。
あとは天板をビス止めすれば完成です。

家の中で保管するので、嵩張らない様に納品するまで天板は取付けない事にしました。
完成の姿はもう少しお待ち下さい。
sentakudai41.jpg(40767 byte)2015年1月19日

出来上がりの形が見たくて、天板を仮に乗せてみました。いいんでない〜〜!
sentakudai42.jpg(35102 byte)2015年2月11日

天板をビス止めして完成!

自家製蜜蝋を塗ってから20日ぐらい家の中で寝かせた事になります。
塗りたての時は少しベタツキ感がありましたが、今はしっとりした触感になっています。いい感じ!
sentakudai43.jpg(44743 byte)午後に届けて来ました。早速写真を送ってくれたので、紹介します。

洗濯機と暖房パネルにぶつからないかがちょっと心配でしたが、ピタリと収まった様でひと安心です。
下にも小物が収まってますね。