tansu01.jpg(33611 byte)2020年7月8日

女房からの指令で、2階の収納力アップ作戦を開始しました。
前回作った背高ハンガーラックに続き、今回は箪笥を作ります。

いつもの様にスケッチアップで図面を描きました。
クリックで大きくなります。
tansu02.jpg(12273 byte)三面図。
クリックで大きくなります。
tansu03.jpg(29614 byte)木取り図。
クリックで大きくなります。
tansu04.jpg(49841 byte)久しぶりの大物。作るのが楽しみです。

1×6材を丸ノコで切断後、バンドソーで縦割りします。
仕上がり寸法が50mm幅なので、60mmぐらいにしました。
tansu05.jpg(48537 byte)本日ここまで。
tansu06.jpg(51063 byte)2020年7月19日

今日は木作りをします。地味な作業ですが、私は嫌いじゃないです(笑)。

手押しで一面の平面と木端の直角、直線を出します。
tansu07.jpg(57762 byte)自動カンナで厚み決めと幅決め。
tansu08.jpg(55052 byte)今日の成果。

何か違和感を感じ、図面をよく見ると写真右側の短い材の数が半分しかありません。
荒木取りでは正しい本数を木取りしたはずなのですが、どこを探しても出てきません。
おかしいですが、考えていても本数は増えませんね(笑)。新たに木取り、木作りしました。
tansu09.jpg(48326 byte)2020年7月23日

今日は鏡板の板矧ぎをします。
先ずはバンドソーを使って板厚の中央付近で引き割ります。
tansu10.jpg(52058 byte)板矧ぎ。
板厚が薄いので、何もしないで締め付けると反ってうまく行きません。反り止めに端材を挟むといい感じでした。
tansu11.jpg(55866 byte)2020年7月28日

昨日、今日が連休だったので、かなり進みました。

引出し受けの桟の両端に長さ15mmのホゾを付けました。厚みは6mm。
tansu12.jpg(55157 byte)ホゾ穴を開けます。幅は7〜8mmぐらい。
tansu13.jpg(48572 byte)6組(12本)あります。
私の場合、加工する量が多い時に集中力が切れると手元が狂って余計な部分に穴を開けたりしがちです。今回は何事もなく終了しました(笑)。
tansu14.jpg(50813 byte)側板の縦框にホゾ穴を開けます。
今回は4本の材をまとめて墨付けしてみました。
曲尺を使い、4本の材をしっかりと矩を出して揃え、クランプで止めるといい塩梅でした。
tansu15.jpg(58836 byte)ホゾ穴堀治具で挟んでホゾ穴を開けました。
材をひっくり返して2回削るとセンターにホゾ穴が開きます。
tansu16.jpg(46700 byte)側板の横框の材にホゾを付けました。長さ15mm。
ホゾの角は金ヤスリで丸めました。手抜きですが、きつめに作れば充分強度は出ます。
tansu17.jpg(51104 byte)仮組み。いいんでない!
tansu18.jpg(59403 byte)鏡板を入れる溝を掘りました。6mmのエンドミルで。
tansu19.jpg(50387 byte)縦框と合わせてみました。
tansu20.jpg(43367 byte)溝のずれがなくいい感じ!
tansu21.jpg(55989 byte)仮組みして面取りしました。
tansu22.jpg(55331 byte)今回の成果。
量が多いですね。

2日間朝から夕方まで木工作業しました。久しぶりの木工三昧。疲れましたが楽しい時間でした。
tansu23.jpg(56965 byte)2020年8月12日

自動カンナで鏡板の厚み決め。
材が薄いので、下に平面の出ている材をかませています。
tansu24.jpg(37411 byte)鏡板が4枚出来ました。少し鼻落ちが出てしまいましたが、目をつぶります。
tansu25.jpg(66361 byte)オービタルサンダーでサンディング。
tansu26.jpg(52545 byte)組む前に鏡板のみ塗装しました。
鏡板の外側、ホゾに入る分は組んでからは塗装できない為。
tansu27.jpg(45899 byte)今日は北海道も本州並みの暑さです。外気温は33℃ぐらい。
トタン製の物置工房内は45℃もありました。温度計が振りきれそうです(笑)。
熱中症に気を付けます。
tansu28.jpg(40803 byte)側板を組み立てます。
最近はホゾ穴にボンドを入れています。ボンドが接合部分からはみ出ることなくいい塩梅です。
tansu29.jpg(50899 byte)ポニークランプで一度締めつけ、すぐ開放します。
この状態で対角線を測り、ゆがみがなければそのまま乾燥させます。
余計な力がかからないので、ホゾが緩くて外れて来る様な事がなければこの方法がいいと思います。
tansu30.jpg(60860 byte)引出し受けも組み立てました。
tansu31.jpg(49582 byte)今日はここまで。
だいぶ形になって来ました。
tansu32.jpg(51881 byte)2020年8月14日

涼しい朝の1時間木工で少しずつ進めて行きます。

側板に引出し受け用のホゾ穴を開けます。
6mmのエンドミルと直線切り治具十字型ストップ治具で。
tansu33.jpg(49885 byte)オービタルサンダーでバリを取ってツルピカに。
tansu34.jpg(57306 byte)2020年8月17日

お盆だというのに真夏並みの暑さが続いています。暑さに負けず、前回の続きを。

仮組してみました。いい感じ!
tansu35.jpg(49952 byte)引出し受けの左右に取り付けるガイド板を作ります。4mmのベニヤ板で。
ガイド板にボール盤でビス穴を開けます。端材をストッパーにして効率良く。
tansu36.jpg(53268 byte)左側のストッパーはクランプにしてみました。これは簡単でいいです。ストッパー用に専用のクランプを作るといいかもしれません。
tansu37.jpg(57241 byte)ガイド版を取付け。
tansu38.jpg(56063 byte)最上段には仕切り板を入れて小さな引出し2杯にします。
仕切り用のホゾ穴を開けます。
6mmのエンドミル、直線切り治具、十字型ストップ治具で。
tansu39.jpg(57183 byte)仕切り板をボンドで止めます。
本体を仮組して仕切り板の左右が平行になる様にしました。左右にスペーサーを挟んだりするよりもこれが一番簡単です。
tansu40.jpg(53062 byte)仕切り板は当て板をしてクランプで締め付けました。
tansu41.jpg(54929 byte)本組みしました。
ボンドを入れ、クランプで一度締めつけ、開放してそのまま乾燥させる予定でしたが、数カ所が少し開き気味。その部分を軽く締め付けて乾燥させました。
tansu42.jpg(37530 byte)本体の形が見えてきました。
tansu43.jpg(51551 byte)2020年9月20日

ここのところ、きなこ関連のものばかり作っていて、箪笥にまでなかなか手が回りません(笑)。
久しぶりにちょこっと箪笥の作業をしました。

飾り前板を作り、本体に貼り付けました。
tansu44.jpg(43301 byte)ボンドで貼り付けただけなので、ずれない様に慎重にクランプをかけました。
tansu45.jpg(43689 byte)2020年9月22日

天板を仕上げ、塗装しました。
塗料はいつものオスモ、ノーマルクリアです。
tansu46.jpg(63077 byte)本体も塗装。下側を先に塗装後、ひっくり返して上側を。
大きいので、こまめに拭きながら塗って行きます。

乾燥後、天板を付ければ本体は完成です。もう一息!
tansu47.jpg(54311 byte)2020年9月24日

天板を位置決めし、スリムビスで止めます。
tansu48.jpg(37173 byte)完成です!
背板は引出しが入ってから最後に取り付けます。