はじめに

グーグルスケッチアップ(google sketchup)を使い、木工図面を描きます。
前回まででチェスト本体、引出しを描き、三面図を印刷して一通りの事は出来る様になりました。
今回はちょっとお遊び。天板の角を丸めて面取りをしてみます。

天板を分解

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天板を変更できるように分解します。

内側に線を描く

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天板の角は25mmRで丸めます。offset.jpg(1565 byte)オフセットツールで天板の内側25mmに線を描きます。

円を描く

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circle.jpg(1541 byte)円ツールで半径25mmの円を描きます。

不要部分消去

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pushpull.jpg(1543 byte)プッシュプルツールで角を押し込んで消去します。

不要な線消去

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両端を丸めたらerace.jpg(1550 byte)消しゴムツールで不要な線を消します。

角丸め終了

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天板の角が丸まりました。簡単ですね!

引出しとの重なり具合を確認

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天板を半透明にして引出しとの重なり具合を見てみます。
引出しを本体に収めたら「表示」「面スタイル」「X線」をクリック。

よく見えます

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分かりやすい様に「カメラ」「平行投影」にしてから平面図表示にしました。
左が側板、下が引出しの飾り前板。丸め具合はちょうどいい感じですね。

面取りもしてみます

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ついでに面取りもしてみます。3mmRの丸面にします。
offset.jpg(1565 byte)オフセットツールで3mm内側に線を描きます。

円弧を描く準備

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先ほどはcircle.jpg(1541 byte)円ツールを使いましたが、今度はarc.jpg(1304 byte)円弧ツールを使ってみます。
arc.jpg(1304 byte)円弧ツールで内側に引いた線の延長線を2箇所クリック。

円弧を描く

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赤い線を少し外側に引くと接円弧になるポイントがあります。ここでクリックして確定。

面取りする辺を選択

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Shift+select.jpg(1364 byte)選択ツールで面取りする辺をすべて選択します。丸めた角も忘れずに。

いよいよ面取り

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followme.jpg(1692 byte)フォローミーツールで面取りする部分をクリック。

面取り終了

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ワンクリックで選択した辺が全ていっきに面取りされました。

前から

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簡単ですね!

後ろから

skmentori16.jpg(91303 byte)

同じ様に下も面取りしました。きれいに丸まっていますね。

面取り終了

skmentori17.jpg(120201 byte)

出来上がりのイメージが湧きますね。